朴之感想文

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「ボカロP」という縛りを解いて

心が戻ってきた路地にある民家で、大通りに面したマンションで、川沿いの公園で、色んな場所で大掛かりな草刈りや気の枝切りが行われていた。夏に生い茂った緑をこの日に整備しましょうと決められたりするのだろうか。季節はすっかり秋ですよと生活をする人々が話しているようだ。と思いきや半袖でもしっかり汗をかくほどの夏日である。夏よ、何回戻ってくるんや。 高校生のころ家でゆずのライブCDを聴いていて、アンコールのサヨナラバスで「サ~ヨ~ナラ~サ~ヨ~ナ~ラ~また笑って話せるその日まで~」と

    • 無色透名祭Ⅱに参加して。

      ボカロPの朴之感想文(ぼくのかんそうぶん)です。 11月2日〜5日にかけて「無色透名祭Ⅱ」という大きなイベントがありました。 簡単に言うと、発表日まで投稿者の名前を伏せ、動画も白背景に黒文字だけという縛りの中で楽曲だけを発表することで、先入観や知名度を極力取り払って楽曲に出会うことができるイベントです。 今回は2回目の開催でなんと応募曲は4800曲超え…!凄まじい数ですが最近のボカロシーンは大きい投稿祭では数千投稿数が平常化してきているので、出張に行きまくってる人が「東京

      • ひとりじゃないから苦しかった。ひとりじゃないからうれしかった。ボカコレ2023夏

        ボカロPの朴之感想文です。 8月4日~7日にかけてボーカロイドシーン最大級の投稿祭「ボカコレ」があり、自身では3回目の参加となりました。ボカコレにはランキングシステムがあって、最終ランキングの100位以内に入ることが現在の活動の一番の目標に曲を作っています。 その意気込みについては前回のnoteに書いております。 今回は参加した感想と、投稿した曲の裏話的なものを書いていきます。 そのまえに、まずは僕の曲を聴いてくれたみなさん、感想やリアクションをくれたみなさんに感謝を

        • ボカコレランキング100位に入りたい理由

          ボカロPの朴之感想文(ぼくのかんそうぶん)です。 ボカロPとして楽曲を投稿し始めてから約9ヶ月が経ちました。そしてボカロシーン最大級の祭りであり、登竜門でもある「ボカコレ」が目前に迫ってきました。僕個人としては3回目の参加になります。 開催期間3日間の中で約3000~5000曲が投稿されます。そこにランキングがあり、最終的な集計で名前が載る100位以内に入れるかどうかがイベントの醍醐味のひとつ、人によってはメインディッシュとなります。 ■祭か戦場か。 そもそものイベン

        「ボカロP」という縛りを解いて

          「この曲いいよね!」と話せる人がいなかった。

          こんなにいいミュージシャンなのにクラスの誰も知らない。こんなに面白いアニメなのに友達は誰も見ていない。そんなアーティストや作品があなたの心や記憶にもあるだろうか。 ◆10代の頃に好きだった音楽を愛し続ける。 人は10代の頃に好きだった音楽を人生の中で愛し続けるという。 それは、本当だと思う。 今でも好きになる音楽はあるけれど、何だかんだあのころ好きだった曲を聴くとしっくりきてしまう。数年ぶりに会ったにもかかわらず、昨日も遊んでいたんじゃないかと思える友達に似ている。

          「この曲いいよね!」と話せる人がいなかった。

          ボカロPとしてのスタンス

          ボカロPの朴之感想文です。 前回はボカロデビューとボカコレの話を書きました。 ボカロって何?ボカコレって何?という方はこちらの記事からどうぞ。 ◆今回はスタンスの話 僕は2022年10月のボカコレで活動を始めました。右も左もわからず、もちろんツイッターやニコニコのフォロワーも0人。ひとまずゆっくり自分のペースで人間関係にも縛られず投稿していこうと考えていました。 が、何も分からず蓋を開けてみたらそこにボカコレがあって、出鼻からグッチャグチャになってしまったのでした。田舎

          ボカロPとしてのスタンス

          目標達成のボカコレ2023春

          はじめまして、2022年の10月からボカロPとして活動を始めた朴之感想文(ぼくのかんそうぶん)と申します。 ◆ボカロPって? ざっくりいうとボーカロイドを使用した楽曲を作る人のことです。ボーカロイドは歌ったりしゃべったりしてくれる音声ソフトで、略してボカロと呼ばれています。たくさんのキャラクターが当てはめられていて、それぞれに声質や歌い方があります。 さまざまな会社のものがあり、厳密にはボカロではないものもありますが、細かく言及すると色々な面で大変になってくるので、それ

          目標達成のボカコレ2023春