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【死語現禁】253 うさぎとび

(日:兎跳び・兎飛び)両足をあわせてぴょんぴょん飛び跳ねる遊戯。また、両足を揃えて膝を折り、腰を落として前へとぶこと。(広辞苑第七版)

<用法>
重雄は部活に遅刻したため、罰則として、先輩からうざぎとびでグランド一周を命じられた。

<解説・思い出>
上記の広辞苑の引用では、後半にあたる運動です。

僕の幼い頃は、きつい運動の一つとして部活動に取り入れられたり、罰則として命ぜられたりしていました。神社などの階段をうさぎとびで上って、根性を鍛えるといった描写もあったかと記憶しています。

有名なのは『巨人の星』というアニメのオープニングのうさぎとび映像ではないでしょうか。

僕も行ったことがありますが、アキレス腱あたりや膝や腰に負担が重く、全然楽しくない運動でした。

体に悪い運動と言うことで、随分前から体育や部活でも行われなくなりました。従ってこの言葉も見聞することが大幅に減っています。

若者に「うさぎとび」はきつかったと伝えても
「『うさぎとび』? うさぎのように跳ねることっスか? やってみましょうか?」
と、両手を頭で耳にしてその場で上下にジャンプされそうです。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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