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【死語現禁】185.つらみ

(日:辛み) 相手の仕打ちをつらいと思う気持。(広辞苑第七版)

<用法>
安田は小林に対して、積年の恨みつらみがあるのだ。

<解説・思い出>
「つらみ」だけでは使われることはなく、「恨みつらみ」という熟語でしか見ない言葉です。

しかも「恨みつらみ」も文語で使われることが多く、日常会話ではあまり使われません。

ちなみに「恨みつらみ」は、
『(語尾に「み」を重ねて語調を合わせた語)あのうらみやこのうらみ。いろいろのうらみ。』(広辞苑第七版)という意味です。

僕のイメージだと「恨みつらみ」は、「長い間蓄積された強烈な恨み」という意味だと思っていたのですが、広辞苑第七版の意味と少しズレがある気がします。

ネットで検索するとポケモンの技でこの言葉があるようなので、技の名詞として覚えている人もいると思います。

現在「つらみ」は単独で使われることがまず無いので、若い人に言うと
「ツラミってドラえもんの従妹ですよね」
などと煙に巻かれそうです。

死語ランク:☆☆
☆☆・・・当時を知る人は知っていて、言った人に「古い人」という印象を持つレベル

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