高卒・専門卒・短大卒社会人の恋愛について伝えたいこと
前回は「Q&A手を繋ぐタイミング」について書きました。初めてのQ&Aということでなるべく分かりやすく書くことを心掛けましたが、まだまだ不十分という事であれば、またご意見頂ければ追記したいと思います。こうして読者様と交流できるのは貴重な体験ですので、何かあればコメント頂ければ回答したいと思います。
今回は「高卒・専門卒・短大卒社会人の恋愛について伝えたいこと」について書こうと思います。以前の記事で私の恋愛経験から各年代でこうしておいた方が良かったと思う内容をまとめた記事を書きました。そこでは私の経験ですので中高生編→高校生編→大学生編と書いてきました。
一方で読者様から「高卒社会人」に向けた内容を書いて欲しいとの依頼を頂きました。確かに私の記事では網羅されてなかったので今回書かせて頂きます。細かく分ければタイトルの通り、専門卒・短大卒の方もいます。そのような方は卒業までは大学生編、卒業後から今回記事を参考にしていただければと思います。また今回は高卒社会人で名称は統一させていただきます。注意点として今回記事は対象を最も多い「高卒社会人と同年代の大学生」の恋愛としています。高卒社会人同士の恋愛の場合は20代前半の恋愛記事を参考にしていただければと思います。また今までと違って私の実体験ではありません。あくまで当時の友人からの情報や今思う強み弱みの内容となりますのでご了承願います。
同世代より圧倒的に経済力が高い
高卒社会人の一番の強みは「経済力」です。恋愛において高卒社会人のメリットはこれに集約されると言っても過言ではない程の大きなメリットです。同年代の大学へ進学した人よりも遥かに大きな収入があります。またアルバイトではなく正社員であることから毎月の収入も当然安定しています。またまだ10代という事もあり実家暮らしの人も多く、収入のほとんどを恋愛に使う事も可能です。
同年代より経済力が高いということはそれだけデートもワンランク上のデートになります。つまり同年代との交際ではできないような体験を与えることが出来ます。またファッションや車などもより高価な物を持つことが出来ます。これが同年代と比較して明確に差別化可能な優れている点です。
社会人の中では最も若い
経済力という点でのライバルは同年代ではなく、むしろ普通の社会人がライバルとなります。当然ですが一般的に大卒社会人の方が収入は上になる事が多く、単純な経済力では負けてしまう事が多いです。一方で社会人という括りの中では高卒社会人は最も若い層になります。個人差はありますがまだまだ無理して遊べる年代だと思います。
つまり社会人としての最低限の収入はありながら、肉体的には大学生と同等の活発さを併せ持つ存在です。なんだか無敵感がありますよね。私自身も当時高卒社会人の友人と遊ぶことが多かったですが、自分と同等に遊んでる状況で収入は圧倒的に上だったので羨ましい気持ちがありました。
精神的に成熟していく
高卒社会人は10代とは言え立派に社会の一員として社会貢献しています。当然遊び半分の大学生に比べて精神的に成熟していきます。当時は分からなかったですが30代になった今思い返せば大学生なんてただの子供です。そのような同年代と比較すると高卒社会人は大人びていることが多いです。
また同年代と比較して明らかに年上と接する機会が多いです。それにより知識の幅が同年代と比較して広いです。学術的な知識は当然大学生には及びませんが、高卒社会人の知識というのは生活する上で必要な知識です。多くの大学生は結局親の保護下にあることが多いので、生活する上で必要な知識については疎い事が多いです。私もそうでした。一方で大人と関わる事が多い高卒社会人はそのような知識も自然と吸収していきます。そして社会に出て分かる事ですが、実際に生きる上で大切な知識というのは学術的な知識ではなく、生活する上で必要な知識です。そしてそのような知識を持っていることを魅力に感じる人は多いと思います。
自由時間の減少
ここまでメリットばかりあげてきましたが、当然デメリットもあります。まずは単純な自由時間の希少さです。大学生時代というのは人生で最も自由な時間があります。一方で高卒社会人は週に2日程度しか休みがありません。この差は大きいです。大学生編でも書きましたが長期休暇を含めれば大学生は4年間の学生生活の内2年間近くは休みです。2年もあれば大抵の事は出来ます。趣味の充実や恋愛スキルの上達、遅れを取り戻す等が可能です。しかしその時間が高卒社会人にはありません。つまり高校卒業までにある程度のレベルになっていなければならないという事です。
またデートにおいても社会人は基本的には土日が主となります。一方で大学生同士では平日休みや午後休みの場合もあります。デートの頻度やデート先の混雑具合が大きく変わりデート全体の満足感にも影響します。特に顕著なのが夏休みや春休みなどの長期休暇期間です。大学生はどちらも2か月近く休みです。一方で社会人は当然お盆休みや年末年始しかありません。当然大学生同士のカップルと比べて会う機会は激減してしまいます。「他の子は毎日恋人と遊んでるのに私たちは・・・」と相手が精神的に未熟な場合はそれだけで別れてしまうこともあるくらいです。
出会いの減少
ここでいう出会いとは交際に発展する可能性のある相手との出会いということです。交際に発展する相手との出会いという意味では大学生活は最強です。講義、サークル、課外活動、バイト、合コンと出会いに溢れており、かつ異性も出会いを求めている状態という最高のシチュエーションの中にいます。さらに交際後にも長期休暇があり二人の親密度を上げるには十分な体験が可能になります。一方で高卒社会人はその機会を失っています。これも大きなデメリットです。
当然社会人として社会に出るので単純に出会いの数というのは大学生と変わらないのかもしれません。しかし交際に発展する相手となると限定的です。友人に恵まれていれば大学生になった友人から合コンに誘われることもあるかもしれません。しかしそれも仕事の都合や日々の疲れから参加する事が出来ない時もあるでしょう。このように出会いと言う面では大学生には圧倒的に負けているのが現実です。そして出会いの絶対数が減る事により、交際自体の難易度も大学生に比べて遥かに難しくなります。
価値観や生活環境の違いが大きい
高卒社会人と同年代の大学生の交際で最もネックなのが、お互いの生活環境が分からないことです。高卒社会人は大学生活の事は全く分かりません。大学生は社会人生活を全く分かりません。お互いに経験した事が無い生活同士ですから当然の事です。しかし恋愛においてはその事が大きく影響する場合があります。恋愛というよりは性欲に近い部分ですが、異性に自分を受け入れて貰いたいという気持ちが誰しもあります。言い換えれば自分の気持ちや意見を相手に受け入れて欲しいという事です。これは悪く言えばワガママを受け入れろという事です。しかし高卒社会人と大学生ではそのワガママの限度を生活様式が全く異なるので加減が分からないのです。
私自身も大学生の頃は高卒社会人の友人との飲み会では、終わり時間を気にする友人に「寝ないで行けば良いじゃん」とかよく言っていました。大学生の私からすれば寝ないで大学に行くなんてよくある行動だったのです。そして仕事というものを根本的に理解できていなかったのです。一方で友人からは自分とは別の生き物のようだと言われる事もありました。それくらい価値観や生活環境が違うのです。当然恋愛に関しても同様です。
そのような現実から私の周りでは高卒社会人と大学生のカップルは最終的に破局してしまう場合がほとんどでした。勿論少数ではありますがそのまま結婚した人もいます。価値観や生活環境の差は結婚した夫婦同士でさえ離婚に繋がる場合もある重要な要素です。そのことを常に忘れないようにするのが高卒社会人の恋愛の基本となります。
終わりに
今回は「高卒・専門卒・短大卒社会人の恋愛について伝えたいこと」について書きました。メリットデメリットそれぞれ明記しましたが、大学生と交際する場合ではデメリットの方が大きいと感じます。一方で社会人と交際する場合は大学生よりも遥かに難易度が低いです。やはり価値観と生活環境が同レベルの方が交際に発展しやすく、長続きもしやすいからです。
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。
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