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デートで男性が奢るか割り勘するか問題について

 今回は「デートで男性が奢るか割り勘するか問題について」について書こうと思います。もう何度目かというくらいTwitterにトレンド入りしていますね。そしていつも激しい激論が交わされています。最近では芸能人が参戦してさらに白熱していますね。今回はこの問題についてそれぞれの主張と私の考えを書いていこうと思います。ちなみに私自身はどちらかと言えば割り勘派だと思います。

男性側が奢るのは当然という主張

 男性側が奢るべきと言う主張を見ていると大きく分けて3パターンありました。

奢られないデートはただの食事、デートとは認めない

 割り勘の食事は恋愛関係抜きのただの食事という意見です。個人的には今回のテーマではかなり納得できる意見だと思います。私自身が異性の友達と食事に行った時は割り勘になる事が多いからです。言われてみると確かに異性に奢った経験と言うのは多少なりとも下心が存在する場合だけですね。
 
 一方で交際を目的とする食事でも基本的には割り勘で生きてきたので、必ずしも奢るわけではないです。むしろ食事して奢るだけでデート扱いなの?とデートの難易度が大きく下がる意見だとも思いました。
 

女性は化粧や洋服、美容室などデート前にお金をかけているので、当日は男性が奢るべき

 よく聞く意見ですが、これに関しては正直全く擁護できません。今の時代は男性側でも美容や洋服にお金をかけている人も大勢います。むしろ美容や洋服は女性向けよりも男性向けの方が需要の観点から高額になると思います。この意見を通すならむしろ女性が奢らなければならなくなります。
 
 またデート当日以外の出費を考えるなら車はどうでしょうか。普通の稼ぎの私でさえ車は600万くらいのを乗っています。これに日々のガソリンや車検等の維持費を考えればそれだけで相当なお金になります。これも場合によっては女性側が奢る事になりかねません。もっと言えば男性側が一人暮らしで、その家にお邪魔する時は家賃すら勘定に入れるしかなくなります。このようによく聞く意見ですが冷静に考えると的外れな意見となってしまいます。 

特に理由もなく男性と言うだけで奢るべき

 これは論外です。女性だから家事も育児もやるべきという前時代的な考えと言っている事は全く同じです。論外過ぎて逆に書くことがありません。 

割り勘するべきという主張

 割り勘派は主張と言うよりも反論としての意見が多いですが、いくつかピックアップしてみます。

奢られないならその程度としか見られていないということ

 割り勘派の反論で割とよく見るのがこの意見です。個人的にはこの意見は解釈が難しいです。例えば恋愛対象として食事に誘ったと前提すればただの強がりです。その程度の相手と思っている人と食事に行くのか?となるからです。
 
 一方で本当に友人として食事に誘ったならば、その程度の相手=友達や知り合いとなりこの意見は納得できます。これは奢るべき派の「奢られないデートはただの食事、デートとは認めない」と本質的には同じ意見になっているのが面白いですね。 

男女平等なのだから当然割り勘

 私自身はこの意見に一番近いです。例えば新卒社会人同士でデートをすれば二人の収入はほぼ同じはずです。同じ会社、同じ部署、同じ立場であれば全く同じと言っても過言では無いです。それならばデートも当然割り勘で良いはずです。実際に私達夫婦の年収はほぼ互角か、嫁が少し高いくらいです。
 
 どうにか客観的に考えて反論を見つけようと思いましたが、どうしても思い浮かびませんでした。何かあれば教えて欲しいです。 

年齢を考慮されていない

 今回の記事を書くに当たって一番面白かったのがこの意見です。例えば新卒22歳の男性が35歳の女性とデートする時も奢らなければならないのかという意見です。私自身はあまり年の差のある人と交際経験が無かったので思いつきもしなかった意見で大変参考になりました。
 
 確かに22歳と35歳では年収では2倍近く、場合によってはそれ以上の収入差があります。その場合でも奢らなければならないとなれば流石に無慈悲すぎますね。この意見に関しての納得のいく反論は私の調べたところでは見つかりませんでした。逆に男性35歳、女性22歳で割り勘というのもかわいそうですね。案外この問題は年齢差や収入差で片付く話なのかもしれません

奢る・割り勘問題に対する私の考え

ただの価値観の相違

 この問題は言ってしまえば金銭感覚の価値観の相違です。恋愛においていくらでもある価値観の相違のひとつというだけです。奢られる派は経済力を一番に重視するタイプであり、割り勘派はそれ以外を一番に重視するタイプというだけです。それ故に正解がある問題では無いです。そして価値観が合わないならば交際する必要は無いのでそこで終了です。個人的にはなぜ数ある価値観の中でこの問題だけ特に争いが起きるのかが分からないです。奢るのが当然派は奢るのが当然派と交際すればいいだけですし、割り勘派は割り勘派と交際すればいいだけです。
 
 私個人の考えでは奢られるのが当然派の方々は自分の仕事や収入に自信やプライドは無いのかな?と思ってしまいます。私が高収入の方に奢ってもらうと勿論嬉しい気持ちはありますが、同時にひどく惨めな気分にもなるからです。昔ヒモだった頃は奢ってもらう事に何も感じていませんでしたが、自分でまあまあ稼げるようになった現在ではこういう気持ちになりました。また借りを作りたくないと言う気持ちもあります。 

SNSで話題なだけで実は世間ではたいして問題扱いされていないのではないか

 実はこの問題は一部のマウント取りたいだけの女性とSNSで誹謗中傷するだけの男性だけが争っているだけなのでは?と思います。要はSNSで声がでかい人たちの2大巨頭同士で争っているだけです。
 
 実際に私は今まで奢るべきなんて女性に会ったことはありませんし、割り勘で駄目だった時なんてありません。なんならヒモでしたからね。つまり多くの平均的な普通の人たちは割り勘なのでは無いでしょうか。と言うよりもあまり考えたことが無いのではないでしょうか。
 
 前述の通り私はどちらかと言えば割り勘派です。基本的には割り勘で端数とか小銭は面倒なので多めに出すくらいです。もしくは昼は出してもらって夜はこちらが出すとか、前回は奢ってもらったから今回は奢るとか、はっきり言って適当です。後はボーナス出たから今日は奢ってやるぜとかがたまにあるくらいです。勿論誕生日とか記念日は別ですが。そしてこのスタンスは初めて異性とデートした時から一切変わっていません。つまりそれが当たり前だと認識しているのです。

終わりに

 今回は「デートで男性が奢るか割り勘するか問題について」について書きました。結論的にはやはりただの価値観の相違です。価値観が違う者同士で戦っても決着が付くはずが無いので今後も定期的にトレンド入りするのでしょうね。
 
 じゃあ実際にデートする時はどっちにすれば良いんだよって質問が来ると思います。安パイなのは当然奢る方です。奢るべき派にも割り勘派にもどちらにも通用します。ただしそれ以降のデートでも奢らなければなりません。自分の価値観が割り勘派なのであれば、それを曲げてでも交際したい相手なのかよく考えて行動するべきだと思います。金銭感覚の価値観と言うのは大きいです。結婚まで視野に入れると一生関わっていく価値観だからです。
 
 今回もお読みいただきありがとうございます。その他の恋愛コラム記事はこちら。

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