ポセイドン
娘が、テレビでやっていた映画「タイタニック」をみていたので
私も見ました。
この映画が大ヒットしたとき、たしか、動物病院で代診をしていた
時代で仕事の帰りに江別の映画館で一人でみました。
席が1番前しかないほどの混雑、かつ、周りはカップルばかりでした。
ちなみに、映画は何度も反芻するタイプで、その反芻したシリーズの中に
「ポセイドンアドベンチャー」があります。
豪華客船が転覆、上下さかさまになった船を船底に向かって数人が
救助を求めさまようという物語。
誰かの犠牲になって亡くなる人がいたり、自分のことさえ良ければ
いい人がいたり、それらの人々をジーンハックマン扮する牧師さまが
先導しながら歩いていきます。
というパニック映画は好きで、タイタニックも宣伝をたいした見ず
周りの人の「よかったよ~」という声を信じて見に行きました。
そしたらパニックシーンはメインではなく、あの二人の恋愛映画じゃないですか。
当時、今ほど恋愛物に冷めてはいなかったけれど、それにしても
パニック映画を期待して行ったのに恋愛映画だった、このがっかり感。
「なにこれ」と思ってさっさと席を立った記憶。
今回、久しぶりに見て思ったことは「嫌な奴多すぎ」ということでした。
主人公の女性の婚約者、親。こんなに嫌な人っている?と思うほど。
やっぱり好きじゃないわ~~と思い
ポセイドンアドベンチャーを映画アプリで探したけれど
なかったため、リメイク版の「ポセイドン」を見ました。
まあ・・・縮小版って感じかな~
やな奴と思ったらあっさりひどい死に方をしたり、
他人を犠牲にして自分たちが助かったことに対して
なんの罪の意識もないように見えたりして、
「えーーーー・・・」と思いながら見ていました。
ポセイドンアドベンチャーはその行程で犯さざるを得ない罪だったり
理不尽なできごとだったりを、牧師様が神様に問いかけながら
罪を背負って死ぬ、みたいな終わり方で
なんか浄化された気がしたのですが、
ポセイドンは「助かってほしい人」だけ助かったな、という印象でした。
最近、食指が動く映画がなくて映画館から遠ざかっていますが
インディジョーンズの新作が公開されています。
ハリソン・フォードも大分お年で
はたして見に行くかどうか迷っています。
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