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恵庭岳

学生時代に登った山の備忘録を。

支笏湖の近くにある恵庭岳。
どこを登ってもすぐばてて、そんな私が「ここがいい」とか「あれはいや」とか言える立場ではなかったのだけれど
立場とか気にしないから思いっきり好き嫌いを言っていました。

好きな山は、最後に急登があって、そこに鎖とかついてたりして
少し岩登りの雰囲気を味わえるような山。

恵庭岳は札幌から近かったし、最初から急でほんとに「やめればよかったな」と重いながら登ったけど見た目もかっこいいし大好きでした。

入部して間もなかった頃の山行。
同期の顔と名前もやっと一致したころに登りました。
登りも遅かったけど、その当時は下るのが辛くて仕方がなかった。
でも、後ろからくるおじさんたちは走って降りていたので
バスの時間にでも間に合わないのかと思っていたけれど
後に走って降りた方が足に負担がかからなくて楽ということが
判明しました。

そんな中、私の後ろにいた同期生は高校生時代も登山をしていたらしく
「走って下れる」タイプ。それなら、ど素人の私の後ろじゃなくて前の方に行けばいいのに、ひたすら私の後ろにいて私が遅いことを
煽りで伝えてくる。
今思い出してもほんとに腹立ちますが、もちろん当時も
「なんなの?前に行きなよ」と何度怒鳴ったかわからない・・・。

ああ、楽しかった恵庭岳の話が、この男の思い出でけがされてしまった(笑)

片思いしていた同級生と夜遅くまで話ができたこと
見た目を裏切らないアスレチック感満載の登り
頂上からの支笏湖の眺め

煽り男を抜かせばよい思い出ばかりです。

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