大人になってもまだ「非日常」って憧れるよなぁ
最近『よふかしのうた』にハマっている。
不登校かつ不眠症の中学2年生の主人公が、吸血鬼の美人のお姉さんに出会い、吸血鬼を目指すというお話。
吸血鬼に恋をした状態でその吸血鬼に血を吸われたときに、その人も吸血鬼になれるという設定。
いや...。
いやいやいや...。
設定、良すぎるだろ.......。
最高かよ.....。
出会えて、良かった....!!!😭
てかまずそのお姉さんが可愛い。名前はナズナちゃん。マジのマジでめちゃくちゃ可愛い。
服装も小悪魔っぽい感じでたまらない。
いつも髪をしばっているんだが、最初の方の回で、銭湯帰りで髪を下ろしてくるときがあった。
僕はギャップで胸を撃ち抜かれた。ピストルなんかじゃないよ。ショットガンで1発。ドン‼️と鈍い音。一溜りもないのである。
″作者、わかってるなぁ...。″
僕は読みながらいつも唸る。
学生でも大人でも、毎日というものは幾つかの決まった出来事の繰り返しだと思う。
たまに面白いイベントが起こってくれるけど、そのくらいだ。
退屈だと、僕はたまに思ってしまう。
幸せの閾値はかなり低い人間だという自覚はある。幸せな思い出も沢山あるし、大切な人も勿論いる。
でも、これから先の自分の人生に、「非日常」が降ってこないかと期待してしまう。
だから僕は憧れている。
知らない世界に自分を導いてくれる存在。
ナズナちゃんみたいな存在。
手を引っ張って夜に突き落としてくれるような、
そんな衝撃とかを求めている。
レキシさんの『きらきら武士』という曲がある。
″今日は朝から馬乗って あたしをここから連れ出して″
このフレーズを聴くと、どきどきする。
大人になってもまだ、自分を連れ出してくれる「非日常」に憧れていたい。
この歳になってもまだ、そういう存在を夢見て、新鮮な胸の高鳴りを感じられるのだ。幸せだ。
ということで『よふかしのうた』に夢中である。
満喫にこもりきりである。単行本買え、俺。
しかもこんだけナズナちゃんLoveをほざいておいて、僕の推しは人間の探偵さんである。残念だったな、皆(?)。
探偵さんみたいな美人のおねぃさんが、連れ出してくれて振り回してくれるハッピーライフを想像して、僕は今日も眠りにつく。
起きたらだいたいヨダレでてるキモ僕である。
おしまい
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