ペポかぼちゃ『肉詰めホワイトクイーン』のオーブン焼き

いつもの八百屋さんで見つけた可愛いかぼちゃ。
これ、ハロウィンのときに見かけるあの飾っておくヤツと同じ？
と思って手に取っていたら、店主さんに
「肉詰めにして食べて！」と。

どうやらたくさん入荷したようで、小さめのものは４個パック、それよりも少し大きめのものは３個パックにして、じゃんじゃん袋詰めをしてるんです。
これは私、乗っからないとね、と思って３個パックのものを購入してきました。

まずは記念撮影です。

うん、完全にハロウィンだな。
ハロウィンの時期にこういう飾りのかぼちゃ白色を探そうと思うとなかなか見つからないことが多いのに、今だったらあるんだ、、、なんてことを思いつつ、いやいや今回は食べますよ、と。

ネット検索してみたら、生食も進めていましたが、せっかくなのでお店の方の言うように「肉詰め」にすることにしました。

まずは、くり抜きです。

いわゆる「かぼちゃ」よりも、小さいこともあってそこまでは硬くない。
でも、柔らかいわけではないので、気をつけて。
蓋になる部分を切り落としたら、ペティナイフをぐるりと入れて、スプーンを使ってくり抜きました。
種のあるワタの部分を除き、それ以外の「実」らしきところは捨てずにとっておいて、これとは別で野菜スープを作るときの具にするためにキープ。
今回はとりあえず、この器型にくり抜いた部分だけを使います。

豚ひき肉とみじん切りの玉ねぎ、人参を炒めて中に詰めるものを用意したら、ぎゅうぎゅう詰めます。

かぼちゃの内側に片栗粉を少しつけておいて、肉詰めが浮かないように。

この上にシュレッドチーズをのせます。

どれもこれも手のひらにちょこんと乗るサイズです。坊っちゃんかぼちゃよりも小さくて、メインのおかずのプレートに添えるのに良さそうな感じかな？
でも、詰めものたっぷりでボリュームはありそう。

これを１８０度のオーブンで２５〜３０分焼きました。

おお、いい感じにまとまった！
同時に「葉付きにんじん」もオリーブオイルをかけてオーブン焼きにしておきました。
甘味が凝縮されて、あとはパラッとお塩をかけるだけで、十分、ごはんの一品になりますね。

このホワイトクイーンのオーブン焼き。
蓋の部分も一緒にオーブンに入れて焼いたのですが、食べてみて面白かったのは、蓋のところと器のところの味が違ったところ。

蓋の部分は、ほっこりと焼けていて、まさにそのまま「かぼちゃ」のような味わい、そしてホクホクとした食感です。
でも、器の部分は詰めものから水分が出ることもあってか、ホワイトクイーン自体の水分が抜けていなくって、ジューシーというかシャキッと感もあってズッキーニのような食感でした。

ホワイトクイーンはペポかぼちゃの仲間。
ズッキーニもペポかぼちゃだものね。

食べながら、なるほどーなんて思っちゃいました。

今度出会ったら、もうひと回り小さいサイズを買って見てもいいかな？
夜のうちに焼いておけば、朝にリベイクして「朝食のプレート」にも合いそう！
今回は千葉県産のものでした。
またチャレンジしてみたい「ホワイトクイーン」です。