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【1日16棹】駒込 中里 栗むしようかん【期間限定に弱い】

子供の頃はあまりその良さがわからなかったものでも、大人になったらわかるようになる、というか、美味しくなるというか、好きになっちゃうものありますよね。

今は大好きなドライフルーツも、子供の頃は全然興味がなかったし、レーズンなんて大嫌いで、パンに入っていたりすると、何故こんな余計なものをわざわざ入れるんだ?と思ってました。

羊羹もそんな食べ物のひとつで、ただ甘いだけのネチネチした塊のその美味しさを理解出来ずにいたのですが、いつ頃からですかね?
ああ、美味しい…と心から思えるようになっていた。ホント、これ、何きっかけなんだろう?不思議です。

先日、友人がSNSで呟いていたお菓子の、
【駒込 中里】さんの『揚最中』
私、これの存在を知らなかったのですが、芸能人が番組で「お気に入り」と紹介していたり、東京土産のランキングに入っていたりと、有名なお菓子だそう。
駒込にある本店以外だと、東京駅にある大丸でも購入出来るということで、なるほどお土産、手土産に買うにはとても便利です。

その友人もお気に入りでオススメの一品!
もう一人の友人とも「食べてみたいね」と盛り上がっていたのですが、ちょうどそのメンバーでランチをする機会があって、大手町あたりに居たので、その足で大丸東京店へ。
そして、無事に『揚最中』を手にするところまで来たのです。
実際に友人二人はそれぞれ『揚最中』を購入したのですが、私、こちらにやられてしまいました。

『1日16棹限定 手で練って作る 栗蒸しようかん 11月30日まで』

いや、これはもう絶対に食べたいでしょ?
今年の栗の季節もそろそろ終わり、栗蒸し羊羹の季節も終わりですよ。
16棹限定って、ちょっと困っちゃうなぁ。

友人に「え?揚最中じゃないの??」と言われながら、ようかんを1棹手にしていました。
ずっしり重い、心地よさ。

可愛い鳥獣戯画風の?包装紙を解いたら、プラスチックのナイフが付いていました。
これ、買ってすぐに外でも食べられちゃうヤツ!という心づかいなわけではないでしょうけれど、なんかもうこういうのもテンション上がっちゃうんです。期待度がすでに高いから。
商品のシールに書かれている「材料名」の内容のシンプルさに惚れ惚れしつつ、その下方に記載の「熱量」については無視します。

ワクワクしながら、ナイフを外して、紐を解くと、、、


じゃーん!!

やー!何この潔いビジュアル!
栗の色、羊羹のこの照り。肌に浮く餡の様子から思わず想像しちゃう舌触り。

そして、直接この包みにつつまれているというスタイルも最高にいいです。
脱酸素剤が入った密封パックのビニール袋じゃないというのが、なんともまた嬉しくなっちゃいます。

上に、栗が4個ということは、これはもう4等分だよね。
買った時点で、これは夫と3回に分けて食べる→6等分かな?というイメージを持っていたのですが、違った。甘いよ、私。
もっと、ドーンと行くんですね、そうなんですね。


四角い。立方体。キューブ。ころころ。

今夜のおやつでいただきました。
なかなかのボリュームなのですが、甘さが控えめで、パックされている羊羹にありがちな、ツルッと滑るような水分の浮きなどがなく、もっちりどっしりした食感です。
ややザラッと感じる舌触りも、とろけるではなく、もぐもぐよく味わって、という歯応えもいい!

「うわー、美味しいねぇ」と、夫と顔を見合わせてしまいました。

東京駅方面へは、割と仕事で出かけることが多いので、またその際に通年商品である『揚最中」は買うことにして、季節限定のこの『栗蒸しようかん』を買って正解でした。

そして、これ、今年は明日までの発売なんですね。
もしも、、、
もしも、羊羹がお好きで、なんとまさかのタイミングで東京大丸店に行く!
なんて方がいらっしゃったら、是非、どうぞ。
お日持ちは2日ほどOKのはずです。
(私は28日に購入し、30日までとなっていました) 

あと、『揚最中』は予想を裏切る味わいなんだそうで、クセになる美味しさだと、今回初めて購入した友人が言っておりました。
やっぱり、美味しいのね。
次は、必ず買ってみることにしよう♪

実は最中も子供の頃はそんなに好きじゃないお菓子だったんだよね。
口の中で最中の皮がひっつくのと、重すぎるというか硬く締まって水分のない餡子が嫌だったんだけど、あれもいつの間にか、サクッと軽い最中の触感が贅沢で美味しく思えるようになったんだよね。
だから『揚最中』も、食べなくてもわかる。
味はわかんないけど、絶対に好きになっちゃうヤツなんだろうなーって。

早く東京駅あたりの仕事の日、やって来い♪


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