(20)MR検査と造影剤

お久しぶりです。手術から2年。いまも半年おきに定期的に検査を受けています。

去年10月のMR検査では、検査前に飲むように指示された薬が初めてのもので、手術から1年たっても、種類の違う検査が出てくるんだなあと妙に感心してしまった。

紙コップに入った飲み薬は無色透明で、おそらく味をごまかすために人工甘味料が加えられていた。ものすごく飲みにくい。500ml近くありそうな結構な量を、全部飲まなければならなかった。

経口タイプの造影剤もあるのかと思ったら、検査後の診察で先生の話の中に「今日は造影剤なしの検査だった」というようなコメントがあった。それでは検査前に飲んだのは何だったのだろう。疑問に思ったことはその場で尋ねてみる。

激マズの飲み薬は造影剤ではなく、胃液を消すための液体とのこと。そのまま撮ると胃液が白く写ってしまうのを、飲み薬で中和?して写らないようにするのだそう。

検査のたびに、再発はないこと、糖尿病の心配がないことなどを確認している。その他にも、胸に嚢胞があるが病気ではないだろうとか、胆嚢の中に胆泥という泥のような黒い胆汁が溜まっているが普通に食事をしていれば流れていくものだから心配ないとか、細かなことまで教えてもらって、こまめに健康診断を受けている気分。それでも、ここで受ける検査は膵臓中心に見ているだけなので、大腸がんや乳がんの検診は個別に受けてくださいねと念を押される。今年は久々に自治体のがん検診の予約をした。


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