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だれかの詩

紙の上に並んでいたり、

メロディに乗っかっていたり、

誰かの口から飛び出たりするもののせいで、

生かされながら殺されている、

国語はずっと得意だった。

だから、花は美しいし、

僕は大人になったふりをするし、

誰かはきっとだれかを殺す。

誰かの目を気にするのはもうやめた。

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