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オッサンだってスイーツブッフェに行きたい時がある~アリスのフラワーティーパーティー~

「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」で2020年9月上旬まで開催されていたスイーツブッフェイベントである「アリスのフラワーティーパーティー」に行ってきたよという話です。

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「いやいやお前スイーツブッフェに行くような柄だっけ!?」

……えぇ、ずばり「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャストが訪れていたからです。ファンクラブであるAqpurs Clubのキャラクターバースデー企画、今年は(たしか)キャストがキャラクターと誕生日にしたいことをするそうで、第一弾である津島善子役の小林愛香さんがこの「アリスのフラワーティーパーティー」を訪れていました。つまるところ、聖地巡礼の一環です。

twitterで「行きたいなぁ」と溢したところ、普段からスイーツブッフェやアフタヌーンティーに興味津々な女友達から「連れて行ってくれてもいいのよ」とリプライが来まして。オッサン同士で乗り込むのは少しばかりハードル高くないかと諦めていたところだったので渡りに船。お言葉に甘えてお付き合いしていただきました。

とりあえずメインのブッフェコーナーを見てください。

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映え。入場してから開始までの間にブッフェコーナーの写真を撮れる時間が設けられていました。当然ですが数々のスイーツが完全体で揃っているのは開始前だけなので満足のいくまで撮るといいと思います。まだ何も始まってないのにそれなりに満足しました。コンセプトが統一されていると実に美しい。スイーツは芸術です。アートです。

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カスタマイズコーナーのクレープは各自でアレンジ。昨今の事情によりアレンジの際は使い捨て手袋必須です。

さて、そうこうしているうちに始まりました。スイーツブッフェを推してきましたが実はこのイベント、コースランチも付いているのです。豪華。平時であればお料理もブッフェスタイルのようですがこれはこれでおもてなしされているようで贅沢な気分。

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・ドライトマトとモッツァレラチーズのケークサクレ〜ハーブクリーム添え〜
・そら豆のムースと小海老のカクテル〜木立はっかの香り〜

……あれ? パンプキンスープ的なものはメニューにないな。

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・お花畑の彩サラダ
・アリスのフラワースカート トッピングクレープ

クレープはカスタマイズで私が盛りました。盛り付けセンスのなさが光ります。この手のものを上手に盛り付けられる人に憧れます。何かこう、盛り付ける前に完成図が頭の中にあったりするんでしょうか。

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・クラムチャウダーグラタン
・リヨン風ポークグリル
・鶏もも肉のトマトクリーム煮込み~バジル風味~

リヨン風がよくわからなかったので調べましたがよくわかりませんでした。

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・グリーンカレー
まろやかそうな見た目に反してスイーツがリセットされる程度には辛くて美味しかったです。

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・クレイジーティーパーティーのシェイブアイス
先のクレープの左上に映り込んでいる用紙にソースとトッピングをあらかじめ記入して提出すると食後に持ってきていただけるパターン。ソースを「マンゴー/抹茶/ほうじ茶」から、トッピングを「白玉/あずき/マンゴー/ベリー」から選択。お茶系ソースに果実系トッピングは果たして合うのだろうかという興味はありましたが、後悔したくなかったので無難なチョイスに。

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そしてメインのスイーツ。「とりあえず全種類いっとく?」という雑な発想に立つと一皿目がもれなくこのようになるので、タグを漁ったわけではないですがこのような写真はそこそこ多かったのではと想像します。何も考えずに並べるだけで、クレープの盛り付けが下手な私でも映えますからね! 可愛い。

・DRINK ME! 香りを楽しむデザート
(緑茶とミントの香り/レッドフルーツの香り/アグリュームの香り)
・3 月うさぎの杏仁豆腐 ジャスミンティーフレーバー
・帽子屋さんがつくったフラワーダージリンと白桃のジュレ
・アリスが迷い込んだ森の抹茶ドーム
・ウサギ穴に落ちちゃう!紅茶シフォン
・時計仕立てのシュークリーム
・Green なチェシャ猫?! 抹茶オペラ
・アールグレイとカシスのムースに変身した白うさぎ
・ヘルシー大豆の抹茶チョコレート
・イモムシになったチョコレートグリッシーニ
(抹茶、ショコラブラン)
・きらめく昼下がりのパートドフリュイ
・EAT ME?グリーンティーマカロン

小林さんが食べていたのは「DRINK ME! 香りを楽しむデザート(写真9-12時方向)」と「アリスが迷い込んだ森の抹茶ドーム(写真なし)」と「アールグレイとカシスのムースに変身した白うさぎ(写真6時方向)」だったはずです。ランダムで引いた堕天使ワードを使った食レポを課されていました。芸能人って大変。

ラインナップを見てお気づきの方もいるかもしれません。「ティーパーティーってそういうことか!?」と思うほどにお茶系のテイストのスイーツが多かったです。抹茶が濃厚で私好みで何度かリピート。特に「Green なチェシャ猫?! 抹茶オペラ(写真4時方向)」の暴力的なまでの抹茶テイストが忘れられません。マカロンもすごかったな。

スイーツブッフェはテーブル毎に呼ばれて指定したものを取り分けてもらうスタイルでした。「2回呼ばれたのちに自由に取りに行ける」と最初に説明を受けたときは「せっかく密を避けてテーブル毎に呼んでいるのに最終的に密になるのでは?」と危惧していましたが杞憂に終わりました。ランチ含めると、ボリュームがかなりあるので、3回目の解禁と同時に全員がこぞってスイーツに群がることはないでしょう。そこそこ食べるオッサンである私ですら、お腹パンパン。

そうでした。私はオッサンなのでした。それを忘れてしまうくらいお洒落な空間と美味なスイーツに魅せられていました。現実を忘れられる素敵な時間。みなさんも興味があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。え? 9月上旬で終わったんじゃないかって? 9月下旬からは「ヴィランズたちのツイステッドゴシックパーティー」が開催されております!(この記事のためにアリスのページを見ようとしたら内容が差し変わっていたので12月以降もイベントがあれば差し変わるのでしょう)ご予約はこちらから。

余談
芸能人が Twitterで食べた報告をすると即売り上げに反映されたりするので、Aqours Clubの更新とともに小林さんファンで予約が即埋まるのではと私にしては慌てて予約しましたが実際はそんなこともなく。ファン層とスイーツブッフェ層に乖離があったのか、コラボ感が薄いとこんな感じなのか、当時まだ比較的高かった感染リスクを考慮してのことなのか、やっぱりハードルが高いのか、何なのか。私、気になります。

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