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LoveLive!Days〜東京ドーム公演とファンミとアニメ2期最終回があった日〜

2022年上半期の中で、ラブライブ!シリーズを追っているファンの感情が最も忙しかっただろう週末が終わりました。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。忙しかった中身はこちらです。

シリーズの中でどのタイトルを追いかけるか絞っているファンは「お祭りだー!」で済む一方、複数タイトルを追っているファンは頭を抱えることに。タイムテーブルだけ眺めていると綺麗に流れているように見えますが、公演時間や移動時間を考えると、すべてのコンテンツをオンサイト&オンタイムで楽しむことは物理的に不可能であることがわかります。仕方ないので、私はAqoursを全力で楽しみながら、遅れてニジガクを追いかけて、アーカイブでLiella! を見ることにしました。

予定が盛りだくさん(きらきらー)

……じゃあないんだよ!(だーん!)
アニメ放送のニジガクはさておき問題はAqoursと Liella! です。これまでも双方の出演イベントが被ることがなかったわけではありません。しかしまさかAqoursの東京ドーム公演という大切な大切な公演を被せてくるとは思っておらず、Liella! のライブ&ファンミーティングの日程が発表されたときは、何とも言えない気持ちになりました。発表順こそAqoursの東京ドーム公演が先ですが、Aqoursが世界的な感染症流行に巻き込まれて中止になったイベントの数々を平日開催含めて何とか取り戻そうとしていた姿から、Aqours案件のほうが後に決まった可能性も十分あるなと思っています。いずれにせよ被らせないほうが運営にとってもファンにとっても私が思いつく程度の表面的なメリットは多く、被らせなければならなかった大人の事情にはたいへん興味があります。

この翌日(2022年6月26日)はLiella! とAqoursのそれぞれの2日目公演が被っていたものの、Liella! のアーカイブ配信がない1回目公演は開演時間が12時と絶妙だったので、Aqoursをメインに据えつつLiella! も応援したい人は、前日のAqours公演を終えて、東京から愛知に向かい、Liella! 公演を終えて愛知から東京に戻ってくることで、Liella! とAqoursのハシゴが可能でした。そこそこの人が自虐したりしなかったりしながらこの鬼畜ムーブを楽しんでいた気がします。お疲れ様でした。私は金銭面と体力面で後悔しそうだったので自重しました。どう動くのが正解ということもなく、どちらかを選択した人も、ハシゴした人も、その他の人も、それぞれが後悔しないそれぞれにとっての最適な動きができていれば、それでいいと思っています。

このイベント被りで、私自身がLiella! かAqoursかの選択を迫られたこと以上に悲しかったのは、Liella! のキャストたちが東京ドームの関係者席でAqoursのパフォーマンスを生で見られない事実が確定したことでした。彼女たちは今後の活躍次第でいつか東京ドームに立つ可能性のある存在。Aqoursはμ'sがファイナル公演で東京ドームに立つ姿を関係者席から見たうえで様々な感情を抱いて東京ドームのステージに立ちました。ここにひとつの物語があったわけです。類似の物語をつくる機会を逸したのは運営にとっても手痛いですし、何よりもLiella! のキャストたちが自らを現地で奮い立たせる機会を逸したのが残念でなりません。せめてLiella! の9人が揃ってファンミ会場の巨大スクリーンを使って有料生配信を見ていてくれていたら嬉しいなと思います。私が運営ならセッティングしそう。尚、Liella! のライバルであるSunny Passionの2人はしっかり現地でAqoursを楽しんでおられました。

現時点でAqoursの次のワンマンライブは2023年2月とのこと。感想のひとつとして思い浮かんだのは「しばらくはAqoursとのイベント被りはなさそうだな」でした。秋頃はニジガクとLiella! が頑張るのでしょうか。

否、新プロジェクトのバーチャルスクールアイドルだ……! 複数プロジェクトが並行する以上、残念ながらイベント被りのリスクは今後も続くのでしょう。被らなくても時間とお金は有限です。それぞれ毛色が違うのでファン層の拡大には繋がっていると思いますが、複数のプロジェクトを広く応援したい層は、これからも選択を迫られ続けることになりそうです。

余談
本文中でLiella! もいつか東京ドームにと言及していますが、チケットの売れ行きを見ていると、今のところLiella! がドーム級を埋められるイメージは全くできていません。言うてまだデビュー1年そこそこで2ndを終えたところなので時期尚早か。それでも様々なコンテンツが乱立する中でラブライブ!シリーズ同士でもパイを奪い合っている状況なので、Aqoursのときより東京ドームへの道のりは険しいものになるだろうなと思っています。

頂いたサポートは、美味しいものを経て、私の血となり肉となり次の作品となる。