バンめし♪ 1st LIVE 感想 前編
開幕暗転。
会場の照明の光もペンライトの光も全くない闇に包まれてすぐ、今度は赤と白の覚醒させるような強い照明が一斉に客席を照らす。
「あっこのヤバい雰囲気……求めてたものが今から始まるんだな」って勝ちを確信しました。
会場のインストに合わせて我々白兎団の団員はクラップを入れていく。
バンドメンバーが出てきて盛り上がり、その後BBBの4人が入ってきた。
……1人、拡声器を持っている。
(うわ、チケ代回収した……)
期待通りのヤバいやつ、この厨二感。
夜風役の楠木さんが手に持った拡声器で団員達に何かを告げたあと1曲目がスタートした。
新曲だ。
昼夜ともに、ここの夜風のセリフは今一聴き取れなかったが「あーあー……(マイクテスト)……今から白兎団本部集会を開始する。」的なことを言っていたと思う。
この時点でだいぶ狂ってるが、新曲は一部七拍子のパートが入っていて初見の昼も一度聴いたはずの夜もとにかくノるのが難しかった記憶がある。
※TOMOSUKEさんと楠木ともりさんのTwitterでの会話と、既存曲に七拍子の曲は無いので話している七拍子の曲はこの曲のことだと思われる。
音ゲーマーの言葉でいうと所謂“リズム難”。
歌詞はこれまでのバンめし♪のストーリー上で出て来た「君は他人の人生を生きていないか」等のセリフが散りばめられていてここに来て主題をストレートに表現していたのが逆に新鮮に感じた。
サビには「叫んで」という歌詞を各メンバー4人でそれぞれソロで担当していくパートがあったりサビだけはノリやすいリズムになっていたり、ライブ映えする要素も上手く盛り込まれている。
バンドさんも尖りまくったバンドサウンドを前面に押し出してくれていて、音響バランスと音圧はバンドサウンドを聴きに来た人間にとって最高峰だったと思う。
照明も音響も新宿ReNYは神です。本当にありがとうございました。
しかし開幕曲はてっきりやぎぬまかなさんのビターエスケープだと思っていたから、まずここで意表を突かれた形となった。
TOMOSUKEさんがこのライブの前に「このライブはある意味実験」といっていたのはペンライト禁止とかもあるだろうけど、開幕で新曲(しかもリズム難)を持ってくることも含んでいるのかもいれないなと思った。
ひなビタ♪のライブではKONAMI音ゲーマーで知らない人はいない且つノリやすく盛り上がる凜花が開幕安定だったのに……今回は真逆のことをやっている。
白兎団団員はTOMOSUKEに試されているのだ。
二曲目、シンクロフィッシュ。
この曲は特に好きで少なくとも30回以上とかアホみたいに聴き込んでいっていたから、一曲目終わりのMCで栗花落が「次は一人ずつ歌っていく。まずは私だ。」って言った瞬間(ウオオォォォ嬉しいけどもう来てしまうのか……!!)と心の中で興奮してニヤニヤしてた。
そもそも予習するべき曲が10曲しか無いなんて……どう足掻いても全曲完璧に仕上がってしまう。
楠木さんがあまりにも夜風で、夜風見てたら生放送でやぎぬまさんが言ってたサビ頭の開放弦(Aadd9)を確認するのを忘れました。
余談ですが白兎団本部放送の弾き語りもあれ動画だってのに指がちゃんとコード抑えてて凄い。滅茶苦茶丁寧に作られてる。
青いエクステも夜風の表現としてオシャレでアリだったと思います。
ソロ曲でその人のキャラクターを全身で演じる力量が判ると思うんですけど、楠木さんは完璧に夜風でしたね。
楠木ともりさんは新人声優な筈なのに全く新人じゃないんですけど、どうしたらいいですか?何なら年下でした…
バンめし♪はCD音源で既に絶妙なバランスで完成された曲ばっかりだからライブで生バンドでアレンジするとどうなってしまうんだろうと思ったりもしてたけど、そこはやっぱり安心と信頼のTOMOSUKEさんなんだろうな。さらに尖らせて来た……
三曲目、箱庭のエチュード。
この曲はまずイントロがいい。
シンプルなのにどこか華やかで気品がある和の趣。ざこちよちゃんにピッタリ。(因みに私はざこちよって呼び方が凄く好きなので基本これで呼ぶ)
4人のソロ曲のなかで一番、普段見せない心の内を曝け出してくれている曲なのでたかみなちゃんがどう歌い上げてくれるか期待していた。
千代の普段のキャラクターとは打って変わって緊張を見せずのびのびと歌い上げてくれていて(いいぞ…ざこちよ…)と唸ってしまった。
ざこちよちゃんはあぁ見えて意志の強い子だと思っているのでたかみなちゃんの歌い方は自分の思ったニュアンスに近かった。が、栗花落のニュアンスほど完全一致では無いかな。
本当にもう細かいんだけど5%ぐらい緊張して怖気付いてる雰囲気があればもっとざこちよだったかも。
四曲目、たたえよ!絶対覇権アリーシャ帝国。
ざこちよちゃんの出番が終わって、暗転。
会場が(くるぞ……)(くるぞ……)みたいな期待でざわざわしだす。
お前らアリーシャ様を求めすぎだよw(わかる)
でここでやぎぬまさんが「おまえ達、アリーシャ様に出てきてもらうためにアリーシャ様の名前を呼ぶぞ。」とか言い出してやぎぬまさんの「アリーシャ!アリーシャ!」に続いて団員の俺らも「アリーシャ!アリーシャ!」と交互に熱いコール。曲が始まる前から本人不在で早くも熱いコーレスが交わされる。やぎぬまさんノリノリだったのが最高だった。さすがじょうきゅうげぼく。
こういうのって普通最低でも4回ぐらいはやるもんだけど、2回目ぐらいでイントロが始まり早くも安井さんが出てくるのに笑った。これ昼夜共にね。アリーシャ様チョロい。
そして入場時に貰ったペラッペラの紙(旗)を掲げる俺ら。
自分は折れないように巻いてポケットに入れてたら巻きグセつきまくって振るどころではなかったので振るってより手で両端おさえながら提示するスタイルでした。何だこれ。
正直棒付けてグッズで売ってほしかったですねw
ごちうさのチマメ隊のライブでは1000円で小さい旗売ってたのでそこで作ってもらえばよかったのになと思います。
こんなペラ紙を旗とか言ってるようじゃ運営さんアリーシャ様にパージされるのでは?
あとこの曲は意外と数少ないコール曲なので参考程度に現地のコールあった箇所を書いておきます。
うん、何か書いてたら死ぬほど長くなったのでレポだけ読みたい人は飛ばしてくださいw
--------------- コ コ カ ラ ---------------
イントロ、間奏のワーオ!とFuFuはあったけどワーオはFu〜になってた。
Aメロ終わりのツァーリ!×4はそのままありました。
Bメロのアリーシャ!アリーシャ!はそのままあり。
サビ前のウー!ヤー!ター!は昼の部は同時勢と後追い勢が出来てて、こういう時って目立つから大抵後追い勢が優勢になるのよね。
でも最後のター!はリズム的に入らないので夜の部でウー!(ウー!)ヤー!(ヤー!)ター!という感じに落ち着いてました。
※()内がコール
この発想は無かったけどやってみると意外と悪くは無いです。
ただ個人的にはウー!ヤー!ター!の扱いは公平にして欲しいので私はここはコールなしか、同時に叫ぶのがベストだと思ってます。
まぁこれに関しては栗花落の言葉を裏切る訳では無いですが長いものに巻かれた方が楽しいので合わせます。
その後のウラー!はさすがに同時一択でした。
1ばんと2ばんの間奏はFu〜とFuFuありました。
ツァーリ!、アリーシャ!、ウー!ヤー!ター!、ウラー!は同上です。
2ばん終わり、せーの、バンザーイはコールもバンザイもやってる人1〜2割ぐらいだったけど、げぼく感が一番出るパートだと思うのでげぼくはやることをオススメします。やるならもちろんキレッキレの動きで業務的、政治的にバンザイしましょう。
お待ちかねのコーレス合戦パートはもちろんやりました。完璧にしておきましょう。気になって調べたんですけど最後の長文は郡上八幡周辺の方言のよくばりセットみたいですね。「遠慮するなんておバカで無能のすること。」「もしかして殴り込み?だらしない」という意味になりますね。(突然始まる方言講座)
その直後やるじゃない!のあとのFu〜も自然発生かもしれませんがありました。
次の〇〇を手にするのは、アリーシャ!のアリーシャ!は全力で。
--------------- コ コ マ デ ---------------
読んだ方、お疲れ様です。
読まれなかった方、正解です。
小学生組のキャストさん2人はライブにあまり慣れていないということでしたが、安井さんは本当にサビの腕を掲げる振りとかも堂々としていて歌もブレてなかったですね。
安井さんは本当に地声がもうアリーシャ様なのでアンコール後のMCの時も全部、かわいすぎて堪らなかった。ヤバい…パージされる………
五曲目、おにぎりディスコ。
出た。タンバリン、君の出番だ。
みんなだいぶ自由に叩いてましたね。つってもタンバリン持ってる人1割ぐらいでしたかね……皆何しに来たの?タンバリン叩くためだろ……?
今回の物販で絶対に欲しいのが2つあって、それがデモテープとタンバリンだったんですけど。午前中は別のイベントに行ってて朝から並べなかったのでタンバリンは絶対枯れるだろうなと思って開場したあと物販に行ったら普通にあって思わず「え!?!?!タンバリンありますか!?」ってすげー輝いた目で物販スタッフさんに話しかけてしまってなんか恥ずかしかったです、はい。
思ったよりめちゃ小さかったですけど音は本格派です。タンバリンに本格派とかねーか。
まぁこの曲のタンバリンは自由に叩くのがもなかちゃんらしくてある意味正解かもしれませんが、この曲はタンバリンの打点ポイントざっくりとしか覚えてなかったのでわりと適当になってしまったのがちょっと後悔(?)していますね。
まぁCDの完成版音源だと叩くとこはずっとただの四つ打ちなんですけどね。どうせ覚えるならちょっと複雑なデモ版覚えようかなw
ほぼドセンにいたんだけど、TTさんずっと目合わせてくれるから恋に落ちそうになりました。(きっと緊張しないように目の前を広くぼんやり見つめてるだけです。)
ここでバンドさんの紹介タイムに入りました。
奥美濃八萬歌のインスト版アレンジで生演奏してくださって、次の曲の予告になってましたね。
六曲目、奥美濃八萬歌(BBB Ver.)。
この曲はラジオやCDだと夜風と千代の八萬地区に住んでいる2人で歌っている曲なんですが、ライブでは曲の構成を変えてきていて、1ばんは通常通り夜風,千代、2ばんで亜里紗,もなかがステージに出てきて2人で歌い、そのあと追加でもう1回1ばんの歌詞を4人で歌うという風になっていました。
元の曲が短いので少しでも尺を伸ばそうという気持ちが伝わってきました。
この曲、真町地区の2人は少し歌詞があやふやでしたね。急に一緒に歌うことが決まったんでしょうか?
自分はもしかしたら一緒に歌うかもしれないと思って2日前ぐらいに歌詞覚えだしてまぁまぁあやふやなまま臨んだのでもしそうだったら気持ちがわかります。この曲の歌詞紛らわしい。
この曲の次のMCでは千代がアリーシャに「家出をしている身なのに何でこの曲を歌うのか」って突っ込まれてましたねw
自分もそこが疑問でもしかしたら歌わない?いやでもどうせが曲数少ないのにそれは無いか、と思っていたんですが、千代曰く「けじめをつけるために歌いたかった」そうです。
ここで悲しいお知らせです。
突然ですがこの記事は個人のメモ書きの転載で成り立っています。
そしてメモはここで途切れています……
ということで、ブログでよくある「長くなったので後編に続く!」とか言って前編の記事を元気に〆ているものの、後編書いてる途中で作者のヤル気が失せてしまいブログ内で後編の記事を探し狂っても記事が見つからない系のあるあるをやります。
とりあえず続きのセトリだけ。
七曲目、ビター・エスケープ(千代,もなか Ver.)。
八曲目、ビター・エスケープ(亜里沙,夜風 Ver.)。
九曲目、漂白脱兎。
十曲目、全力ドラマティック。
十一曲目、アバンギャルド・バンドガールズ。
十二曲目、ひふみで湯〜とぴあ♨。
十三曲目、虚空と光明のディスクール。
十四曲目、凛として咲く花の如く。
十五曲目、ビター・エスケープ(BBB)。
後編に続く!
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