見出し画像

水曜よるごはんアライ回のこれまで① 

好きなポテチは湖池屋「じゃがいも心地」改め「PURE POTATO」、bokashi Baseマネージャーのアライです。なんで名前を変えてしまったのか納得いっていないですがおいしさは変わりません。

さて、水曜よるごはんは2022年11月から、レジェンドなスタッフ・おはぎさんが担当してくれていた定期イベントです。


わたしは最初はおはぎさん不在時に代打として、おはぎさん卒業後の4月からはだいたい月に一回担当しています。
おはぎさんは学業とサークル活動で農業・酪農に関わっていたので、そこから生まれたテーマを持ち込んでくれていました。
一方アライ回のテーマは、わたしが食べることを含む生活のなかで感じていること、誰かと話したいことをテーマに設定しています。
10月31日、あっという間にbokashi が1周年を迎えたので、これまで考えてきたテーマとその背景、そして献立を振り返ってみたいと思います。
いつもInstagramストーリーズで直前に告知をしてひっそり開催している会ですが、興味を持ってくださる方がいたら嬉しいです!

■2/15「韓国ドラマと、家族の話」
  献立:ニラチヂミ、白菜キムチ

実はこの時はわたしが推している「水キムチあらい」さんのコチュジャンとキムチの素を使った献立にしよう!ということが先にあり、料理に紐づけて考えたテーマです。
コロナ禍をきっかけに、わたしも、わたしの家族も韓国ドラマを観るようになりました。
わたしの家族、以前の韓流ブーム(冬ソナなど)はなんとなく馬鹿にしたような姿勢だったのです。それが母はまんまと韓国ドラマにハマり、自分なりに情報を仕入れて新しいシリーズを観たり、「この俳優さんが素敵」「ドラマの中の料理がおいしそう」など楽しそうに言ったりするまでになったのでした。
質の高いコンテンツは人を変える力がありますね。というような話をしました。

にらチヂミにはあらいさんのコチュジャンを使ったタレをお好みで。
ちなみに水キムチあらいさんは水キムチ、調味料などのネット販売専門店です。

■3/8 お気に入りの器と触感の話
献立:とろろご飯、アボカド・トマト・クリームチーズのキムチ


わたしは美大で工芸を学んだのもあり、家には各地で買ったお気に入りの食器がいくつもあります。
この回は参加者の方にもお気に入りの器を持ってきていただくようにお願いしました。

わたしは漆塗りの器、箸やスプーンなどのカトラリーの口触り/歯触りの良さがすきなのですが、意識しないひとはしないのかもしれないと思い、口をつけてかき込んで食べるような「とろろご飯」にしました。
手に持った時の触り心地、収まり感なんかも器の魅力になりますよね。
器を持ってきてくださった方にお気に入りポイントを話してもらうのも楽しい会でした。

持ってきていただいた器をお借りして。映えます。


■4/5 食材保管、ストックの話
献立:芽が出ちゃったじゃがいもとパセリ入りソーセージのジャーマンポテト(的なもの)


わたしは今ひとり暮らしをしているのですが、ついつい自炊するリズムが崩れて食材を使いきれないことが度々あります。
箱で買って甘くなるように冷蔵庫で寝かせていたじゃがいもから盛大に芽が伸びていて、落ち込みつつ、このテーマにしました。
食べ頃を過ぎたり傷んだりするのは嫌だけど、食材のストックがないと買い物に行く時間がないときに困る。
買ってすぐに冷凍するのはなんだか気が進まず、結局おいしい時期を逃すなんてこともある。
まとめ買いか、食べ切りサイズか。自炊はリズムキープが肝心だ…
ちなみにパセリは「誰向け!?」って感じのすごく小さいサイズで売られていたので買ってみました。

芋は甘くなってはなかったです…おいしくいただきましたが!


■5/10 料理の癖、“自分の味”の話
献立:かぶの菜っ葉ご飯、肉野菜炒め(味噌味)


食材を見た時にぱっと思い浮かぶ献立や、ついつい使ってしまう調味料、いつもの”自分の味”は安心だけど飽きもするよね、という話。
わたしは、かぶや大根が葉付きで売られていると、「おっ、菜っ葉ご飯だな!」と思ってしまいます。
ごま油で菜っ葉を炒めて、醤油とみりんを適当に、そしてすりごま。炊きたてごはんにまぜる。
鮮やかな緑が散りばめられたご飯ってとても食欲をそそりますよね。(なかなか塩味が決まらないことも多いのですが)
そして肉野菜炒め。わたしの実家では味噌炒めってあまり献立になかったのですが、社会人になって自分のお弁当を作るとなると、少し濃いめの味噌味がしっくりきたんです。
そういうわけで、意外と20年以上慣れ親しんだ実家の味は引き継がず(どこかでは引き継いでいるのかもしれない)、“自分の味”ができていくものだなという話でした。

この時の料理や会の写真がなかったので、bokashi畑で採れた仲良し大根
おいしそうな葉っぱ

■6/13 からだを使ってはたらくことと食べ物
献立:にんにくの芽の炒めもの、セージのサルシッチャ


春から始めたbokashi畑に時々行っては間引き野菜を持ち帰ったり、畑を貸してくださっているsunny side farmさんの農作業を少し手伝わせてもらっていたりしたこの時期。
ある日1、2時間ぶどう棚を見上げて作業を続けていたら首がこり、頭が痛くなってしまった日がありました。
なんと情けない…と落ち込みつつ、「からだが資本」とはよく言ったもんだと思いました。
普段はコワーキングスペースの管理人なので、日中はだいたい座ってPCを見ています。
からだを使っていない、と思うけれど、それはそれで肩や首がこり、やはり頭痛になる日もあります。
みなさんどうですか、普段からだ使ってます? からの、
からだ使いたいひと、こんど畑に行きませんか?というお誘いに繋げる会でした。
にんにくの芽とセージはsunny side farmさんで頂いてきたものを使わせていただきました。

ぶどう棚。私より背の高い人はかがむことになってそれはそれでしんどそう

■7/12 食べものとからだの温度
  献立:鯖缶の冷や汁とアツアツごはん

エアコンがない自宅に帰ると、連日西日でホカホカと部屋全体が暖まっており、暑さ対策を真剣に考えていた頃。
アツアツのものを食べたら余計に暑くなるので素麺などが多くなるわけですが、冷えたものばかり食べるのも体に良くない感じがします。
素麺はしっかり氷水で締めた方がおいしいですが、一度韓国で氷の入ったスープの冷麺を食べた時には、冷たすぎて(そして冷房も効きすぎていた)元気がなくなりました。
そういうわけで、おいしくて自分のからだにちょうど良い温度を探してみようと、今回の冷や汁は各自お好みで氷を加えてもらう形に。
冷や汁に氷を入れて、アツアツご飯は別で装ってもよし、ご飯に冷や汁をかけたころに氷も入れて全体を冷え冷えにしてもよし。
薬味も含めて自分好みの一杯を作ってもらうと、冬に鍋をみんなで食べるようなワイワイ感があって楽しい日でした。

薬味って大事ですよね~


今回はここまでとして、8月以降の回についてはまた改めて書きます🖊
11月はありがたいことにゲストの回が続きますのでアライ回はありません!
水曜よるごはんが気になった方、ぜひお気軽にご参加ください~

bokashi アライユミ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?