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【イベント報告】発酵する3日間 - 発酵ナイト/発酵シネマ/発酵マルシェ

〈今回の問い〉
「発酵」はお好きですか?

こんにちは!bokashiです。

bokashiは、マルシェ・ダイニング・コワーキング・スペースレンタル機能を持った、食を入り口にこれからを考える多様な活動の集積拠点です。

食を入り口に、農林水産業から社会情勢まで含むあらゆる人間の営みや、森・川・海などの自然環境の多様で複雑な繋がりに触れるきっかけとなるイベントを定期的に開催しています。

発酵とは、『微生物の働きで有機物が分解され、特定の物質を生成する現象』(デジタル大辞泉)のこと。

ここ「bokashi」は、米糠やおが屑などの有機物が発酵し肥料化、そして土に還元される工程を指す農業用語「ぼかし」に由来しています。

今回はそんな発酵について、映画やトーク、マルシェを通して触れた3日間の様子をご紹介します。

「発酵する3日間」について

食材の味や栄養価が高められている、発酵食品。
日本人の生活に欠かせない身近な食品として、古くから愛されてきました。わたしたちの生活を豊かにしてくれる、頼もしい存在です。

発酵する3日間。
言葉のままに、発酵にまみれてみませんか。


『発酵する民』上映から考える「あなたにとっての発酵とは?」

1日目は「発酵シネマ」
①映画『発酵する民』の上映

②本映画監督である平野さまをオンラインでお迎えしたトーク
③参加者のみなさまと感想を交換し合う
といった時間を過ごしていきました。

上映後に参加者のみなさまと「あなたにとって発酵とは?」を考えました

人にも菌にもご機嫌がある トークセッションから考える発酵

2日目は「発酵ナイト」

北海道内各地から、発酵にまつわるみなさまが集結したこの日。どのような
思いで発酵に向き合っているのか、みなさんにとっての発酵とは。

自慢の発酵食品をいただきながら、つくる人とたべる人が一緒になって語らい合いました。

この日の様子は、参加者のおひとりでもある、ライターの屈橋毬花さんが体験レポートを書いてくださいました。こちらをぜひお読みください。

食卓に発酵を マルシェで出会ったお気に入り

3日目は「発酵マルシェ」

気持ちの良い青空はまさにマルシェ日和。前日の「発酵ナイト」に引き続き、みなさまがこだわりの発酵品をずらりと並べました。

マルシェをめがけてお越しいただいた方も、ふらっと立ち寄ってくださった方。眺めたり、試食したり、本を読んだりお話したり。

出店者さんとお話をしながら商品を手に取ると、商品の上にあたたかな価値が生まれるように感じます。ついついお財布の紐がゆるんでしまい、袋いっぱいに購入された方も。

出店者さん同士も、お互いの商品を手に取ったり味見してみたりと、発酵する者同士がつながる場面もありました。

出店者さんや来場者さん含め、皆でつくりあげた今回のマルシェ。この日の食卓はいつもよりもちょっぴり、ふくよかなものだったのではないでしょうか。

これからも 新しい発酵を

観て、聴いて、味わって、嗅いで、触れて。まさに発酵にまみれた3日間。

本イベントは北海道クラフトビネガー様と共催にて開催しました。イベント後にコメントをいただきました。

食材は違えど、発酵食品の「発酵の仕組み」は似ているものがあるなと感じました。
どれも小さな生き物である「微生物」の働きによって味や出来栄えに変化がありますが、その変化を楽しみながら商品づくりに取り組んでいる皆さんの姿が印象的でした。

「発酵」好きのみなさまや生産者の皆さんと会話を重ねていき、新しい化学反応を生み出す瞬間を想像して今からワクワクしています。

北海道クラフトビネガーさまより

今回の問い

「発酵」はお好きですか?

味噌汁や納豆、チーズや日本酒。わたしたちの生活に豊かさをくれる、発酵。その裏側にあるものに、すこし思いを馳せてみる。
そして、発酵というプロセスを、生活や思考に取り入れることもできるのかも。
発酵は、まだまだ奥深い。次の発酵の会も、お楽しみにしていてください。

* * *

bokashiのわたしたちについて

あれやこれやと紡ぎながら、日々発酵し合っています。詳しくはこちらをご覧いただけると嬉しいです。


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