株の失敗談1

いよいよ失敗談を語らないといけません。

失敗していることを書くとなかなか気が重いですね。

しかし、これをまとめないと前に進めないと自分が分かっています。何しろちゃんと自分の投資と真剣に向き合う第一歩だと思います。

前回も話しましたように、2019年末に駆け足でNISAを使ってその年の限度を全て使って、株と新発行の投信を1つずつ買いました。株と投信はともに2020年1月まで順調に上がっていました。その間に証券会社の口座を眺めるのが帰りの電車で一番楽しいことでした。それに1月に2020年のNISAの限度も全て使って、上記の株と投信を買い増しました。コロナがでる前に、買った株と投信を持ち続けて、毎年NISAの限度額まで買い増し続けるつもりでした。

しかし、この考えはコロナがあったため、全て変わりました。だが、8月になって、いまだに59万円の損切りしたままになるのは、必ずしも全てコロナのせいとは言えない、パニックの状態で繰り返したいつかのミス、それに転機を訪れた時にそれを捕まえなかったのが理由で、今の結果になってしまいました。

それをまとめてみたいと思います。

1. NISAの口座を開設する前、その仕組みについてちゃんと知るべきです。

ネットでNISAの落とし穴を検索したら、結果がいっぱい出てくるんですが、口座を開設する当初、証券会社がこういうのを一切紹介しない、またはわざと目立たないようにするために、うっかりして大変な目にあってからやっと調べようと思います。

2月3日に中国の株はコロナの影響で大暴落しました。しかしその後すぐ持ち直しました。2月12日にアメリカのダウ平均が最高値を更新しました。しかしその後の2月24日から28日のダウ平均は週間で12%以上下落しました。それを受け日本も2月28日までに日経平均は21,000くらいまで下がりました。

2月28日のお昼に、持っているNISAの全ての株と投信を損切りで売りました。その日だけに385,978円の損をしました。これは人生でもっとも暗黒な日と言っても過言ではありません。NISAの全財産(2年分の限度額なので、230万円くらい)が大暴落で全部持っていかれる恐怖で、損切りをしましたが、1日で38万円以上損したことで確かに心は痛みました。

その日の夜は眠れませんでした。恥ずかしくて、誰にもこのことを話せませんでした。できれば株なんか全然興味なかった昔の自分に戻りたい、株なんかに手を出すべきじゃなかったと強く思いました。

あんなに損を出したので、一刻も早くも取り戻したいというのが普通の気持ちなので、私もそうでした。次の取引日にすぐでも、今の値段で買って、株価が下がる前の値段に戻るを待ちたいと思いました。しかし、その時、NISAを使って買おうと思ったら、NISAの限度は再利用できないことを初めて知りました。

NISAの損益は一般口座と通算できないのを知っていましたが、限度は一回売却したらもう二度と使えない、しかも損失の繰越しができない(つまり39万円を損したままで、税金は一文も取り戻すことできない)のを知ったとたん、もう

「クソNISA!!!」の言葉としか頭にないです。

だから、NISA資産運用初心者に朗報なんかの言葉に騙さないで、ちゃんと調べるといいですね。

NISAのデメリットについて、他にもありますが、私には少し難しいので、うまく説明できなくてすみません。しかし、また何か発見があったら引き続きお伝えしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。