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audible絶縁がすごい

韓国人作家チョン・セランの掛け声のもと始まった、アジア9都市9名の若手作家が“絶縁”をテーマに書くアンソロジーを日本人俳優が朗読。
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絶縁という言葉から連続するのは家族、友人、職場の人間関係くらいしか浮かばないのですが9名の作家達の生み出す作品はそんな枠を遥かに超えた面白い世界。

村田沙耶香さんの小説を三浦透子さんが朗読というのにワクワクして読み始めましたが他のアジアの国々の方の作品もとても興味深いです。

近隣の国々の歴史、人種、政治の問題が生活背景に密接にある作品達。日本だとエンタメからぷつりと断ち切られてしまう部分が色濃いお話に触れると、いかに小さな価値観の中で自分が生きているか考えさせられます。

アルフィアン サアットのお話好きです。

絶縁ができるまでのストーリー

こうした各国の作家さん達を集めたアンソロジーを出すのがいかに特別な事なのか少し想像できます。

作家さん達の紹介もあり嬉しいです。こちらの文章にもハッとさせられました。

同書に序文を寄せた韓国語翻訳者の斎藤真理子さんは、翻訳者を「ドアノブを握る」存在と捉えました。文書はこう続きます。

〈冷蔵庫に左右両方から開け閉めできるものがあるように、世界もさまざまな方向から開けることができるはずだ。(中略)今、世界のいたるところで、物語はともすると陰謀論やわかりやすさに傾いていく。その中で正気を保つにはこのような、多数とは違うドアの開け方を身に付けていくことしかないのではないか〉
小説丸

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こちらからDLしてください。

どうやら書籍発売に先駆けたオーディオブック先行発売のようです。

まだオーディオ書籍というものに慣れていないのですが、耳で聴くのが読むという感覚が面白い。書籍よりは圧倒的に早いような感覚もありますがどうなんでしょうね。

俳優さん達の演じる声を聴くのもまた自分で読むのとは違うイメージが生まれます。

何か別の作業をしながら聴くのを試したのですが、目を閉じて横になる、お風呂に入りながらはよかったですね。

何か別のものを読みながら見ながらを試したら、とたんに話が入ってこなくなりました。聴こえているのにね。わたしの集中力の限界はそんなとこ。

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