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たまにはうかれた話(前日比+566,300円)

パフォーマンスを振り返るのは週末のルーチンとしているが、
今日はすこぶる保有株の調子がよかったので、
うかれた投資ログとして書き留めておく。

調子よかったポイント

1日に何十万円単位で全体の評価額が上がるのは日常茶飯事だけど、
10%以上上がる銘柄数3つあるのは過去にあまり、
経験もなくここが今日のポイントだ。

今日の日経平均は+166.83(+0.56%)と上がりはしたものの相場全体が
絶好調という程のレベルではない中で、保有銘柄のうち、
3つの銘柄が10%以上上昇し、うち1つがstop高となった。

■10%以上上昇銘柄
・メタップス 前日比+143円(+13.95%)(東1値上がり率3位)
・スプリクス 前日比+234円(+19.39%)(マザーズ値上がり率26位)
・スノーピーク 前日比+1,000円(+16.37%)[stop高](東1値上がり率8位)

3銘柄だけで各々保有数で掛け合わせると、
143円×300株+234円×100株+1,000円+500株=566,300円

こんな日はうかれずにいられない

個別銘柄の考察

大事なことは、この成功の因果関係を見極め、
再現性を如何に見つけること。

ロジック3割、センス7割が投資スタイルの私にとって、
この鮮度の高いうちの感覚をログに残すことは意義があると思う。
(半分はうかれたい気持ちが正直なところだけど。)

ちなみに、どの会社も決算発表が絶好調だったけど
これはあくまでfactであり、結果である。
私が意識して書くのは、その絶好調の決算発表を如何に
予見したかということ。

■メタップス

Googleが決済サービスのpring買収を決めて一時株価が
連騰したものの、買収発表前の価格に徐々に下がり、
そのまま落ち着いてしまっていた。

以前にも書いたけどここはやはりお金2.0を読み、未来を変える力
世の中をおもしろくかつ良くする力を感じたことが損切りしないで
300株を保有し続ける理由だ。
(含み損はまだ30万円弱!)

Google買収のニュースは確かにすごいことだけど、これもあくまで
この会社の可能性、ポテンシャルにGoogleが投資すべきと判断したから
であり、100億単位のお金を払いたいと思わせたコアな部分が大事だ。

売却されたpringをレバレッジにしてGoogleがどう、現金文化の根強い
日本を変えに来るかと、売却で得られたキャッシュでメタップスが
何に投資するのかが非常に興味がある。

ちなみに、PERの低さもこの会社のポイントで、成長ループにもし
入ったら、それこそテンバガーのポテンシャルを十分もっていると思う。

■スプリクス

いわゆるedtechの会社、スプリクス。
私はよくnewspicksで面白い会社を見つけて、よくよく調べないままに
「えい!」と購入するのはよくあることでここはまさにその典型。

イメージは皆が良さに気づいたら、買えないくらに上がって
しまうという機会損失を避けたいがための衝動買いだ。

最近、子どもが小学校に入学して、想像はしていたけど、
教育業界(正確には学校なんだけど)のアナログ文化
edtechの市場の大きさを直観的に感じたものだ。

また、教育というのは個性や能力が千差万別の子どもが相手で、
個々のカスタマイズ化や汎用化が難しい
ことが、この分野で
DXが遅れた主因と私は分析している。

世の中なんでもDX、DXと言って、DXは何かを実現するための
手段であるのに目的化してしまっている昨今の風潮の中、
何か変えたいもの=目的があり、手段としてDXをとらえている
会社か否かは極めて私が投資する際に重要な指標
となっている。

そんな中、スプリクス(メディアに書かれた情報は大半が表面上の良い事しか言っていないというのは分かった上で、)は私にとって注目に値する会社だ。

■スノーピーク

ここの決算は好調であることは想定がついたけどこんな早く、
かつ、こんな急にという点が私にとってはサプライズだ。

私はこの会社とこの会社の製品が大好きで、累計50万円弱
商品購入に費やしてきたかなりの信者=スノーピーカーだ。

最近のプレス情報を見ていると色んな会社や自治体と提携していて、
個人的にはどちらかというと投資や種まきの期間が数年続き、
成果になるのはその後だと思っていたけど全くそんなことはなかった。

長期保有が前提だから、極端な話、現金化しないので、
株価がいくらになってもいいかな…というスタンス
だったけど、さすがに1,000円×500株=500,000円は素直に嬉しい。
(とは言え、今回分割を発表したから多少は売却して、
 商品購入(これもある意味、投資)に使わせてもらうのもありだ。)

ちなみに、週末複数回、PTSで株価が上昇しているのを見て
ニヤニヤしてしまったのが正直な本音だ。

全体の考察

全ての銘柄に共通していることは、何か世の中を変える
力や可能性を感じて、わくわくさせる要素
をもっていること。

低成長な時代に求められること、価値になることは
こういう要素を如何にもっているかだ。
人間性の回復を目指すスノーピークというのはまさにこの良い例だ。

もちろん、こんな大当たりをするのは、年に1,2回あるかどうか
だけど、長い目でこういった銘柄を保有するのにとても
重要な視点であることは間違いないし、再現性を見出す
最重要ポイントではないか。

おまけ

実は絶好調な反面、評価額が合計10万円弱下げた銘柄もある。

エアトリ:▲185円(▲3.89%)×500株=▲92,500円

10月に100万円の評価損が出たばかりで、この程度で
うかれていてはいけない。

正直言うと「おれ、投資の才能があるな~」とか
思ったところもあるが、好調な時ほど謙虚で冷静に、
不調な時ほど信念をもって投資する、これが大事なこと。

おまけの話であるが、この日は先週末に利確した
ベイカレント・コンサルティングが▲500円の下落。
我ながら利確も絶妙なタイミングだった。(ニヤニヤ)

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