ただいまとおかえり
和歌山に帰ってきた。
といっても、もう東京に戻るんだけど。
父のお葬式を終えてから、半年経ってた。
母と妹と3人で食事をして、
改めて、ああ、父はいないんだなと感じた。
先祖のお墓参りをして、
そういや、父はよくお墓のてっぺんからお水をたくさんかけてだなと思いつつ、
たくさんお水をかけてきた。
もともと、田舎から出たくて、出たくて仕方なかったのだけど、
東京から帰る都度、全細胞が安らいでた。
戦闘モード解除的な。
東京に帰る時は、また前線に戻る気合いで帰ってた。
そんなことを何年も繰り返していたけど、
いつしか、帰る場所が東京になった。
だけど、関西空港につくとき、新大阪に着くときには
細胞がただいまっていう気はしている。
おかえり。
けど、数日経つと帰らなきゃって、また細胞がいうのも確か。
羽田空港に到着すると、
なんだろう、戻ってきたなぁという感覚。
不思議な感覚。
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