蕎麦とカツ丼の話 ・・・父との小話昔話
小学生の私は食いしん坊だった。
朝から、ご飯3杯くらい食べるくらいには食いしん坊だった。
休みの日は時々、父がカブの後ろに乗っけてくれて、喫茶店や定食屋などのちょっとした外食に連れて行ってくれました。
その時の私は小学生ながらも、そんなに裕福ではないうちの懐事情を察してか、
メロンジュースを飲んでみたいけれど、クリームソーダー
カツ丼食べたいが、親子丼か木葉丼
を注文していました。
ところがある日、今日はカツ丼定食にするか!と、
ボーナスが入ったのか、麻雀で勝ったのか、
父はご機嫌な様子でカブを走らせていました。
そして蕎麦屋さんに。
私は○○定食についている「小さな蕎麦」では物足りなかったので
「カツ丼と蕎麦をそれぞれ注文したい」
「・・・・・じゃあ、今日はそれで行くか!」
そして、父も同じものを注文して、
大きな丼を2つ前にして、
たらふく、本当にたらふく食べました。
今となっては、カツ丼のフルサイズを食べたら、
胸焼けする中年になってしまい。。。
あの時、たらふく食べておいてよかったなと思い出すのでした。
父、ありがとう。
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