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ゆっくり、だららんと幸せ気分にひたるのも良いのでは


その昔。

私はがんばってた。がんばらなきゃ、追いつかなきゃ、出世しなきゃ、お金稼がなきゃ、勉強しなきゃ、きれいでいなきゃ、と全方面全力疾走してた。


朝7時にジムにいき、走り、筋トレし、そうでない日は、朝活をし、出勤して、21時過ぎまで働き、読書も目標冊数を決め、休日は趣味のオケ活動をして…


なんか、がんばってる自分に浸ってた。


ゆっくり食事をとることも、ゆっくり本を読んだり、映画をみたり、テレビをみたりすることを、無駄な時間として、「見た目の効率」ばかり追い求めてた。


そして、自分はやってんだから、普通それぐらい努力しないとダメでしょ、という世界の見方しかできなくなっていた。


そうするうちに、ある日から、体が動かなくなってきて、
今日は腹痛、今日は頭痛、今日はめまい、


そして、毎夜中に発生する蕁麻疹で寝れなくなり、
会社に週5日出るのが苦しくなって、


がんばれない。


何一つ達成できない。今日やろうと決めていたことができない。


そして、主治医に休職を諭され、家にいることに。

自分の存在価値がなんなのかわからなくなってしまった。


歩きながら 生き先を決めてもいいんですよ



「今日は見たいドラマがあって、美味しい晩ご飯食べながら、見よう!と思うだけで、毎日楽しくない??」

東京にいても鬱屈しそうなので、田舎に帰って、妹とご飯を食べていた。

「え?楽しくないの??」


「じゃあ、お気に入りのお菓子を買って帰るとかさ、いっぱい楽しくなることあるじゃん」


妹は私とは、真逆で、妹はゆっくりと、毎日を楽しむ人。

モーレツにがんばったり、モーレツに働くのとかは苦で、定時で終わる仕事で働き、フラダンスやジムに通ったり、毎晩の夕食や、ドラマを見るのを楽しみにしたりという生活。


そんな妹とはなんとなく距離を感じながらも、なんとなく人生で一番辛い時は、励まされたりしてきた。


妹はリラックマが大好きで、彼女からのLINEは、リラックマ満載だった。


ゆるキャラなんて・・・・。そう思っていた。


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がんばれない自分に自己嫌悪し、

がんばろうが、成果が出ない日々に絶望し、

がんばってない人に嫌悪感をあらわにし、


どっちを向こうが、不機嫌だった自分。


毎日がスケジュールや目標の中でしか見えてなかった。


元気をヒトと比べなくていいんです。


妹が、リラックマとともに、送り続けてくれた、

「ゆっくりだららんと過ごすのもいいものですよ。」

というメッセージ。


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(妹のお手製のリラックマクッキー)


じわじわ、自分の淀みの中に、静かに染み渡っていき、今では、妹よりもリラックマに囲まれているかもしれない(笑)


できないこともあるから できることもあるんです


姉は、まだ、ギアががんばんなきゃ!モードにはいって、焦ってしまう時があるのですが、今はリラックマをそばに置いて過ごしています。



Netflixの「リラックマとカオルさん」、最高のアニメです!

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