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パーソナルトレーニング業界に訪れる限界の壁

こんにちは。今回のテーマ、今後パーソナルジムを開業する方には是非考えていただきたい内容となります。

前回記事でもお伝えしましたが、パーソナルジム業界に新規参入する際には、既にある大手ジムと同じ闘い方をしてはいけません。

リスティング広告やSNSの運用などから分かるに、見てもらうだけ知ってもらうだけに、運用していても、問い合わせ数が増えるとは限りません。

パーソナルトレーニングジムには、近い将来新規参入が難しくなるのではと私は思います。

それは何故なのか。

新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発令された直後、オンラインフィットネスが超高速で出来始めたのはご存知でしょう。

しかし、今となってはどうでしょうか。
殆どのサービスが停止もしくは衰弱しています。

デバイス上でトレーニングを提供することに、未だ抵抗があったり、あまりにも少ない実績がゆえに、なかなか伸びなかったビジネスです。

以後、リモートワークの方が徐々に出社をする様になり、コロナ太りというワードをきっかけに、パーソナルジムへの需要は更に高まったようにも思えます。

でも、よく考えてみれば生き残ることが出来なかった個人ジムは山ほど存在しています。

ということは、
結局、大手に持っていかれているという現象が起きたということになります。

個人で経営する際、より多くの顧客を掴むために一番最初に出来ることは、価格を下げることですが、

人間の心理は、オーソドックスな値段から20〜30%価格が低いものに対しては疑う傾向にあります。

例えば、A社は全国に30店舗構えていて、
2ヶ月の値段が、¥250,000

A社よりも価格を30%下げたとします。

2ヶ月で¥175,000です。

顧客にとっては30%下がったとしても大金なわけです。
思考を張り巡らせた時、顧客の心理には高くても結果が出るほうを選ぶといった考えがあります。

言わずもがなですが、
安価とはいえ17万円、信用性もA社に軍配、顧客実績もしかり。

ならばA社を選ぶ人が多いはずです。

私ならもっと安価で良いサービスを届けられる!という自信を持つことも大切ですが、何より顧客は結果を求めます。
パーソナルジムは良い意味で、目的がハッキリしたビジネスです。

もし仮に安価にサービスを提供できるとなれば、設備費や家賃などのコストもある程度下げる必要に迫られます。
そもそも大手と最初から闘おうとすることが不思議ではありますが、より大きな会社にしていきたいと思うのであれば、A社と変わらぬ値段に付加価値を付けることが遥かに効力を発揮します。

一つ言えることは、価格勝負の時代は終わった。ということ。
これから価格で勝負しようとすれば、それが最大の壁になります。

なので、他社では行えない。もっと斬新なアイデアを付加価値としてくっ付けることが、その壁をぶち壊す最大の武器になります。

なので、考えてみてくださいね。
特有の何かを見つける!ここに尽きます。

これから個人でジムを経営したいとお考えの方は、Twitterなどからいつでもご連絡ください。

新規参入をお考えの皆様を心より応援いたしております。

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