ボディワークとしてのロルフィング®︎
ロルフィングは10シリーズを通した筋膜への施術により、体を整える手技療法です。しかし、整体なのか?と言うと、施術者や受けた人からは整体とはちょっと違う感じなんだよねと言われたりして、受けたことない人の頭には「?」が浮かぶと思います。今回はこの整体とはちょっと違う点を言語化してみたいと思います。
ボディワークとは、クライアントの体感覚を大切にした体験型のワークのことです。(ボディワークは何ぞやと言うのは近日別記事を書きたいと思います。)
整えてもらう施術としての要素だけではない、感覚、体験の要素も含まれるワークのため、受け手の人がワークをどう受けるかもとても重要な要素になります。
ではどのように受けるが良いかというと、体に意識を向けながら受けてもらうということです。ちょっと拍子抜けしたかもしれませんが、これがとっても重要です。できる人にとってはなんて事ありませんが、意外とできない人やできていない状況があります。
例えば、話に夢中になっていたり、トイレに行きたいのを我慢しているとき、セッションが終わった後のことで頭がいっぱいのとき。こういった意識が体の外に向いてしまっている状態ではボディワークの効果が薄くなることがあります。
触れられているところに意識を向けられることで、体の無駄な緊張に気づけたり、いつも動いていない場所の動きを感じたり、いつもより少ない力で動かせることを実感することができます。
ワークを通して普段とは違う感じ方、動き方を体験し、新しい神経的なパターンや力の伝達に書き変わっていくことが、症状やお悩みの改善に繋がっていきます。
このようにクライアント自身が体感覚を持ってワークに参加する(マインドフルな状態でワークを受けてもらう)ことで、同じワークから得られるものは変化しうるんですね。
そのようなセッションにしていくために、呼吸に意識を向けること、体の重さへ意識を向けてもらえる声がけやワークが多くあります。
ちょっとした身体的な気づきは、今までの体のあり方やこれからの体の動き方に大きな影響を与えてくれます。ご興味がある方はお近くのロルフィングをぜひ受けてみてください!
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