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小原大典「時のからだ」研究ノート

からだや意識の使い方をほんの少し変えるだけで、心身の自由度は大きく高まり、全く違ったやり方やものの見方が出来るようになります。日常のあらゆる場面で応用可能な多次元的視点を育て、直…
心身の自由度と生命力を高める身体技法や視点、考え方を紹介しつつ、それらを日常生活や旅先で実践的に活…
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2024年4月の記事一覧

自分の動きを外側から見る習慣

天真体道瞑想クラスやシャンバラ書道などで天真柔操(準備体操)の時に号令をかけながら全体を見渡していると、一定の割合でかなりオリジナルな動きをする人がいるのに気付く。つまり、私の動きとは明らかに違う動きをしているのである。しかし、大抵の場合、本人にその自覚は無く、私と同じような動きをしているつもりであるらしいことが、次第に明らかになって来た。 イベントとか1回きりのワークで体験的に参加される方には、雰囲気を味わってもらえればそれで十分なので、細かいことは言わないのだが、定期的

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肘の激痛と腫れを取る実験

私は色々な意味で実験家である。といっても、別に実験装置の揃ったラボを持っている訳ではないし、論文を書くための実験をしている訳でもない。驚きに満ちた現象の背後にある仕組みを知り、それを活用できるようになりたいのと、そこから普遍的要素を抽出して、より多くの方にもその成果を活かしてもらいたいだけである。 それ故、私はできるだけお金を掛けず、日常生活の中で探究する方針を取り続けて来た。そういう手法の方が、ある面ではより科学的だと思っているからでもある。この方針なら、実験の機会は設定

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 「令和」は「13の月の暦」と響き続ける

昨日、クリカのnote【時間をはずした日の平成、元旦の令和】にも書いた通り、グレゴリオ暦の4月12日は、「13の月の暦」の365日暦だと「惑星の月9日」(10.9)になり、そのサイ時間は常にKIN188(6・星)となる。そして、このKIN188は元号「令和」が始まった2019年5月1日のキンでもある。 一方、「惑星の月9日」(G4/12)は「13の月の暦」の元旦である「磁気の月1日」(G7/26)からぴったり260日目に当たるので*、常にその年の元旦と同じキンが巡って来る

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エジプトからの呼びかけ(6)

KIN12(2008・3・1)の朝、船の上部デッキに出て体操をし、締めに天真五相(天真体道の型)をやっていると、いつの間にか私達の側で、見知らぬ女性が一緒に型を真似ていた。在米インド人の団体で来ているというその女性は、Lの動きが優美だったので、思わずやってみたくなったのだそうだ。船は、お昼までアスワンの港に停泊したままなので、朝食後、スーク(街の市場)を散策し、さらにファルーカ(KING SMILE号)をチャーターして、エレファンティネ島の周囲を小一時間ほどで往復してもらうこ

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