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リーズvアストン・ヴィラ マッチレポート(試合終了時ver)夢向。12日目

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前半終了時verと比べるとワンタッチパスが増えたことがわかる。パス成功率がリーズの78%に対して、ヴィラは83%とペース面でも試合を優位に進めていたことがわかる。

コウチーニョは75分アウト。イングスは70分アウトと分析には適していない後半のプレー時間だったがコウチーニョは後半、後方へトラップすることがなく、イングスもバイタルエリア内でボールを保持できた。これは前半と比べて相手フォワードからのプレスが厳しくなっていること、あるいは相手ディフェンス陣のプレスの距離が開いていることを示す。今回の場合は後者だろう。サイドtoサイドもしくは中といった、サイドを攻撃の起点とすることで必然的に1方向のみの被プレスになり、キャッシュのような縦に早い選手がいる場合、ポイントになりやすい。そこをうまく使えた後半だった。

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バイタルエリアに何度もボールを入れられたが、クリーンシートで抑えた守備陣も評価したい。ミングスは若干プレスの際の不安があったものの最後まで見事なキャプテンシーだった。チェインバースに至っては鮮やかな決勝ゴールを決め、攻撃の面でも光っていた。美しいダイレクトビルドアップも見れた。

しかし、MOMは文句なしにキャッシュだろう。今年の自身2ゴール目を決めた右サイドバックは安定した、勇敢なプレッシングに粘り強いカバーリング。攻撃面では試合終了の笛が鳴るまで相手の脅威であり続けた。サイドを駆け上がって正確な折り返しを供給。トランジションでも隙を見せず、対峙したフィルポやハリソンは苛立っているように見えた。

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唯一の懸念点はフォワード陣の決定力か。この試合でも3ゴール中3ゴールがフォワード以外の得点と、あまり冴えていない。サイドに流れて攻撃をサポート、2列目からの上がりを待つ働きもあるとは思うがそこからワンツーで中に入っていくことも可能である。イングスのポジショニングセンス、ワトキンスの身体能力を加味すればもっと得点が決まって然るべき試合だとも思っている。


しかし、何はともあれ勝利はとても重要であり、必要なことである。中2日でウェストハムとの対戦と負担は計り知れないが、頑張っていただきたい。全力で応援しよう。



Some Image.....Thanks for Aston Villa Official web site.

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