MBCT Depression②　再び

こんにちは。菩提樹の広場です。MBCTの旅を楽しんでいます。
今回は、Week2。
テーマは「頭で生きること」面白くないですか～

私、最近思うけど、つくづく、マインドフルネスに出会えてよかったと思うことがあるんです。
日常、会話をしていると、疲れるんです。
知識を投げて、知識を投げ返しているという感じの中に浮いている感じがすることがあって・・・。
でも、マインドフルネスは、自分が本当に体験したことを体験したままでいられるほっとした時間。
と、まあ変人と思うかたもいるかもですが・・・

「この頭で生きる」この表現ってぴったりと思ってしまいます。

どの回にも、大切な実践がありますが、やはり、瞑想実践と、そこからの体験を丁寧に聞いていくインクワイアリーが大切です。

今回の長い実践はボディスキャン。
クラスの中でも行いますが、ホームワークでも、毎日行ってきました。
ここでは、そこからの体験を・・・

いつ練習するかを前回の最後に決めて見えるところに貼っている。
「タスクでなく、自分を大切にする時間と思って」と練習へのお誘いがあった。

起きてすぐの時間に設定。
でも、朝は、「もし、そのまま寝てしまったら、大変なことになる」と目を開けて実践。

もともと、朝は「今日はあれして、これして」など仕事の段取りをする思考がぐるぐるしている。
加えて目を開けていると、身体の感覚を味わう力が少し弱くなる。

当然、思考の世界へいつの間にか行ってしまう。
それに気づくと「あー、もう今日ダメ」という思考がわく。
「ダメ」って。
今日の占いでもないのだが、そんな気持ちになる。

朝、出来ずに夜行うと・・・
当然、一日働いた体も頭も疲労。重だるい感じ。

ボディスキャンは、(それ自体もDoingモードなのでしょうが)刺激が弱い分、
ちょっと力がいる感じがする。ちょっと力を入れていないと、すぐに思考へ行ってしまう。(それでもいいのだが・・・)

だから、「ボディスキャンしよう」と思っても、疲れていると、少しぐずぐずしてしまう。
そして、始めるも、途中意識がとぶことも。
そして、それに気づくと「あー」と誰に向かうでもない
小さなイライラ。
解釈すると「私は、ちゃんとしようと思っているのに、出来なかったじゃない！！！」という思考がわく。

すると、このまま最後までしても、「ちゃんと出来なかった」ので、
やる気を少しなくしてしまう。時間が気になったり、「ちょっと」力がいるのが入らなくなって、思考の世界にいったり・・・

書いていて、自分の思考や、行動のパターンが見えてきた。
でも、日常でもあるな、と思ってしまう。

「自分で成功・正解と思ったゴールへいくこと」を追い求めるのでないということをしていくことを今回は一つ見ていきましょうか。

頭の世界で生きている私たち。そして、そこからの感情の落ち込み、自分を辛くする行動をするパターンになっていることへの気づき。
そんなことを一緒に探す旅。MBCT-Depressionの講座を５月から行う予定です。