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『キャリアづくりの教科書』

いま読んでいる本です。例によって図書館で借りました。選んだ理由は、よく聴いているポッドキャスト「経営中毒 〜だれにも言えない社長の孤独〜」でパーソナリティーをつとめる徳谷智史さんの著書だからです。

思ったより分厚い本で「鈍器本?」と焦りました(笑)。でも読み始めて、この分厚さは徳谷さんの熱量のあらわれだなと感じます。

まださわりしか読んでいませんが、気になった箇所。

成長し続ける会社は「短期利益の最大化」のみを考えない。もし短期の利益だけを考えるなら、新規事業に投資もしないし、将来を見据えた採用もしないだろう。だが、それではいつか成長は止まることは簡単に想像がつく。

『キャリアづくりの教科書』p54


その後に続く文章で、このことは個人も同じだと述べています。個人も短期利益を追うばかりでなく中長期でキャリアの資産(スキル、知識、経験など)を増やすのが大事だと。

似たような話を、最近ほぼ日の記事で読みました。
記事の名前は「あなたが会社で正論を主張しても組織が1ミリも動かないわけ」


話し手の石川明さんは社内で新規事業をスタートするのに同意を取りにくい理由を次のように話しています。

かしこい人が、論理的に正しく考えていくと、あたらしいことというのは、「やるべきではない」という結論になる。


これは真逆のことを言っているようですが、徳谷さんの言う「短期利益」を追求した結果、新しい事は「やるべきではない」という結論に達するということかな、と。

"同じことをずっとやっていて何十年も生き延びる会社って普通はないんです。"

"長い目でみると変化はするんですけど、目の前だけを見ていると、「今やるべきではない」となっちゃうんですよ。"

目の前のことばかりに振り回されると駄目なんだなぁ…ってわかっていても、常に長期的視点を持つって難しいですね。つい忘れてしまう。
一歩引いた視点から考えるくせをつけるのが大切なのかな、と改めて思いました。

まだまだ先が長いので続けて読んでいきます。また面白い発見があればnoteに書きたいと思います。
読了できるかな~。連休なので読書時間を取りたいところです。

それではまた。

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