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損して得取れ

海外ドラマのsuitsが好きで、よく見ていたのですが、すごい雑な振り返りですが、そのなかでハーヴィーとマイクが戦ってるときに、情勢が二転三転するなか、マイクが劣勢になって「こないだ言ってたあの案を受けるよ」みたいなことを言うと、ハーヴィーが「もう今となってはあの案はないよ」みたいなことを言うシーンがあって、つまりオプションって、生き物というか、状況によって、とても流動的なんだということを痛感した思い出があります。
そんなの当たり前って感じもあるでしょうが、ふと思い出しました。
組織でも立場が上がると、局面局面で有利不利があって、短期的にこちらに有利というよりも、面子とか縦割りみたいなことにこだわって、オプションを選ぶケースがあります。まあとても感情的な選択です。
そんなことを日常的にやってて、しかも風土としてそういうことが正しいとされている場合に、損して得取れって言う言葉が際立って刺さります。
あのときこちらが譲っていれば、ここまでこじれなかったのに、みたいな反省って今までもたくさんあって、ああ、つまりあの時のマイクだなって思いますし、同義ではないかもしれませんが、それって損して得取れってことだなって思います。
自分が損してるってことは、相手は得をしてるわけで、長期的には返報性の原理も期待できるわけで、なんだろう、要は決めるときにどこまで見据えてる?ってことなんだと思います。

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