ドラマ:不適切にもほどがある!【第3話】レビューせずにはいられない面白さ
なんでしょう…
ドラマのレビューとか書いたことがないのですが、書かずにはいられない…。
「不適切にもほどがある!」が非常に面白いのです。
録画して、食い入るように観ちゃってます(笑
毎回出てくるミュージカル風のシーンにも、感動すらしてるんですよ・・!
クドカンさん、ハマったね~!!と心の中で絶賛しつつ。
(このドラマの脚本は宮藤官九郎さんです)
「こらっ」と明るく叱れる不適切が見事に調和していた昭和の時代
このドラマはいわゆる「不適切な」表現がたくさん出てきて、
(こんな人昭和におったっけな?)とか
(これはこの人の性格やろ!!笑)とか
突っ込みながら観るのも楽しいのですが、
途中から、猛烈に昭和が恋しくなってる自分に気付きます。
夜にやってるちょっとエロい番組を親に隠れて観たり、
ちょっとエッチなティーン向けの雑誌をこっそり読んだり。
親に見つかっても「こらっ!こんなん見て!」って怒られる程度の「ちょうどよい」感じっていうのかな。
適度に不適切なエロに触れていって、そのうち大人になる過程で、全貌を知るわけです。
結構自然な流れだったと思いますよ?
反対に今の令和時代の子どもたちは、そんな不適切からは完璧に遠ざけられている、というかシャットアウトされてるんだけど。
私はそこがとっても心配でもあるのです…
必死の形相で、子どもをえげつないエロから守らねばならない令和
そんな昭和の時代にあったような「不適切」からは、しっかり守られている令和の子どもたち。
しかしひとたびネットにつなげば、そこには大人も顔をそむけてしまいそうな「えげつないエロ」や「暴力」の情報があふれかえっている状態です。
不適切、ではすまされないような内容です。
もちろん親がこれを全てシャットアウトすることは可能ですが、
安心して一緒にネットを見ることもできないことが多いんですよ。
例えば、子どもに頼まれて子ども用ゲームの攻略サイトを一緒に観ていた時です。
いきなり画面に現れる、過激な画像を伴った広告や漫画の一コマ。
これまでなんの不適切にも接していない、何も知らない子どもが、突然過激でえげつないものに触れる場合があります。
もちろん一瞬でもこれを見せてしまったのは親の失態ですが、
今後子どもが小学校高学年、中学生・・となっていくにつれ、
親はこういったものからどこまで子どもを守ることができるのだろうか。
それ以来私は、子どもと一緒にスマホ画面やPC画面を見ることはなくなり、やむを得ず何か調べ物などで子どもがPCを使うときは、必死の形相で見守っています。
子ども用に有害なものをブロックする機能はあれど、それを使うとほとんどのサイトが見れなくなるという面倒くささもあります。
広告ブロック機能なども余り期待できません。
「こらこらー☆そんなの見ちゃダメでしょー!」と明るく叱られて済んでいた昭和時代は、子どもにとっても【ちょうど良かった】のかも。。。と思うわけですよ。
懐古主義かもしれませんが、やはりいい感じでチカラの抜けてた昭和が好き
でも今はネット社会ですから、そんなことばかり言っていても仕方がないのは分かってます。
令和なのだから。
これからも必死の形相で、過激な情報から子どもを守らなければならない…。
このドラマを見ていると、昭和っていい感じでチカラ抜けてて、それでいてみんなギラギラしててパワーにあふれてる感じで楽しかったなあ。。って思います。
同時私は子どもだったけど、十数年間だけでも昭和の時代を生きられたのは良かったです。
なんだかドラマのレビューではなくなってしまったけど、とにかく「不適切にもほどがある!」は面白い上に、色々考えさせられるドラマですねー。
しかし第3話目は、ロバート秋山ふんする「ズッキー」と、本人役の八嶋智人、最高だったYO!
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