ブラック・ライブズ・マターとダンク
こんばんわ。(竜)です。
夜分に突然ですが、
小沢健二氏の「ブラック・ライブズ・マターと数字ではないこと」の記事を読んで
強烈なインパクトを受けたので投稿しています。
「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」については
この国ではあまり馴染みがないですよね。
そもそも日本には肌の色での差別といったものは殆ど存在していません。
だからといって日本は平和だなーって思ったことはなく、
出来るだけBLMによる抗議運動による「痛み」を理解しようとしています。
ニュースで話題の大阪なおみ選手による全世界へ向けた勇気ある抗議には心底あっぱれです。
彼女はあれだけ若く、世界をリードしているというのに
日本の大人はなにをやっているんだか。
彼女への誹謗中傷をみる度に、寂しく、虚しくなるばかり。
本当に日本でオリンピックをやるべきなのか、真意を問うべきではないかと。
まあいいや。
自分の住んでいる国を悪くいうのはやめよう。きっとよくなる!
話を戻すと、
全米ではコロナ禍と同等の問題といっても過言ではないほど
ブラック・ライブズ・マターによる抗議活動が毎日行われている。
「人種差別」は24時間ずーっと起きていて、あっちもこっちも差別だらけ。
前の記事で書いた「同調圧力」による誹謗中傷は日本でも問題視されていますね。
白人は、普通で真ん中とされている。
有色人種は、変なプレッシャーと偏見がつきまとう。
外見が「黒い」というだけで言われもない言葉を浴びせられている。
そんな、どうしようもない世の中に、
ドッカーーーーンと穴をあけるのが
ダンクだ。
バスケをやっていた自分からするとダンクは夢のような話。
自分が出場している試合では、お目にかかったこともない。
だって、ダンクで点を決めようが同じ2点にしかならない。
ゴール下でチョンっとボール置くようにシュートを入れるのと同じ数字。
それなのに、わざわざなんで大変なダンクを決めるのか。
かっくいいから。痺れるほど。
それだけ。
社会にどでかい穴を開けることができるダンク。
白人であろうが黒人であろうが
見たもの全員を「オオオーーーーーー!!!」
と奮い立たせることができる。
世の中の数字や文字の羅列を信じるな。
生きることは、そんなことじゃない。
そう教えてくれた夜。
心に穴が空いたようです。
いい意味で。