見出し画像

職場のすべらない話 古典落語編

僕が今の職場を去っても食べていける自信がある
その理由は話題に事欠かない事
ルポライターとしてやっていけるんじゃないかと錯覚している

それくらい今の職場には話題が詰まっていて
将来食い扶持になるかもしれないネタの宝庫だと思っているので
記憶というメモリーに少しずつ上書きしている

【オンライン面会・Web面会】

コロナパニックもあり僕たちのようなエッセンシャルワーカーの業種では
面会を禁止せざるを得なかった実情がある
入所者や職員、その家族を守るためにだ

そこで現代のテクノロジー(死語)を駆使したオンライン面会なるものが脚光を浴び
今やオンライン面会のお陰で遠方に住む親類の顔が見えるという事で
コロナに関係なく
現代の面会のシェアを占めていると思う
そう
未来を切り開いたのだ

【職場の環境】

我が職場は何故か新しい物に消極的で
特にICTやAI関連に対して後ろ向きだ
恐らく未開の地だからであろう

コロナが始まった頃からICT補助金を含む行政からの後押しもあり
近隣の施設や友人の施設は真っ先に導入
地元新聞のも取材を受けるなど脚光を浴びていた

恥ずかしながら僕の施設スペックの一部を

・全員にPCがないし、ネットを使えるPCが数台
→ 共用で使う事がある為、誰かが使っていると待たないといけない
・プリントアウトが出来るPCが限られている 
→ 決まったPCを使用してプリントアウトしている
・複合機があるのに①コピー機②FAX③スキャナーがそれぞれ鎮座している
→ 一台で済むのにリース代を含む無駄な出費
・プリンターが数台あるが全部メーカーや型式が別
→ トナーの注文がバラバラで無駄しかない

諸々

まだまだネタは尽きないが
昭和から平成に乗り切れないまま令和になったような職場で

基本記録や給与明細は紙媒体だし
利用料支払いも現金だし
ネットは悪だと考えているみたいだし

未だにWindows XPとWindows7が現役で稼働している事は恥ずかしくて

はっきり言ってポンコツな状態だと思っている

そんな会社でも僕を育ててくれたし
魅力ある法人でもあるので
定年まで頑張りたいと思っている

なんなら【昭和の高齢者施設記念館】として保存し
拝観料を幾らか頂いて今後の施設運営に生かしてはどうかと真剣に考えていいる

誤解しないでいただきたいのが
この職場を追い込みたいという気は更々ない
職場を好きな気持ちはあるし
入所者と職員を守らなければいけないし
何より可能性を秘めているこの業界に
何とか貢献したいと思っている
地域にも必要な施設だし

僕の役目は微力ながらこの法人を再生する事
烏滸がましいけど

まずは課題がみえていて
抽出しやすいことから
改善するポイントは明確になっている

ここから一気に【reboot計画】を勘案し実行
法人の再生をはかるという青写真を描いているのも事実だ

そこでカンブリア宮殿とかに取材されたいなんて邪なことも考えている

【古典落語みたいですね】

今回のストーリーの本題に入ろう

オンライン面会についてだ

以前、某SNSに投稿したところ
贔屓にしている酒場の店主にこう言われた

「まるで古典落語みたいな話だなあって思って読んでました」

なるほど
そう思えば腹も立たないし
笑い話にもできる
と脳内変換することに成功した

そのやり取りだが
細かく書くよりtwitterのなかでの限られた文字数の方が軽快に感じると思うので
書いたとおり、そのまま引用してみようと思う

未だにオンライン面会の機材がなく、私物を使用して対応している我が職場。飽きるほど購入依頼を出している甲斐もあり、『これを使って』と言って想像の斜め上の物品を持ってきた。その名はトランシーバー。もう我が法人と上司に、に未来は無いのだろう。未来が見えない。

どうだい?
学芸会みたいだろう?
これは愚痴じゃなくて事実
改善しないとって話


他の面白い話は
また
別のお話しで

御拝読有り難うございました