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台湾のお寺紹介シリーズ④ 松山慈祐宮

シリーズ① 艋舺龍山寺はコチラ>>
シリーズ② 行天宮はコチラ>>
シリーズ③ 台北霞海城隍廟はコチラ>>

慈祐宮は1753年に創建され、すでに250年近い歴史があります。主として祀られているのは黒面媽祖で、媽祖廟です。ここの周辺の海は水深が深かったことから、水運の基地となりました。饒河街に夜市ができたのも水運に関わる人たちが集まったためで、媽祖廟が作られたのはここに定住した人々が媽祖を信仰する泉州系福建人だったからだそうです。

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媽祖といえば千里眼と順風耳が付いているのが定番です。赤いほうが順風耳で、緑が千里眼です。媽祖の神話によると、千里眼と順風耳は兄弟でした。死んだ後に悪神となって桃花山という山で暴れていたところ、媽祖が通りかかり、結婚を申し込むものの媽祖の神威に触れて説教され、媽祖に属する将軍となったといいます。彼らは『西遊記』の冒頭にも玉皇大帝の手下のような役割で登場します。媽祖を信仰する福建商人たちは、北方にも媽祖信仰を持ち込みました。『西遊記』が現在の形にまとめられた明代には千里眼と順風耳の知名度も高まっていたことがわかります。

松山慈祐宮は、台湾鉄道松山駅から歩いて数分、台北最長の夜市として知られる饒河街観光夜市の入り口にあります。台湾で初めて行政支援によってできた夜市です。松山慈祐宮に夕方から夜にかけて立ち寄ったときには、ぜひ立ち寄りたい夜市です。台湾のおいしいグルメを楽しむことができます

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