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パンデミックとDJLM

DJLMは現在海外に暮らしているのですが、今年の3月からコロナの影響でいわゆるロックダウン(外出規制)生活を送ってます。おおよそ5か月の間で規制が緩んだり厳しくなったりでストレスが溜まるのですが、目標を持って規律ある生活をしてきたおかげで、心身共にとても健康です。

2020年は忘れられない1年となるでしょうし、この期間中に自分のフィットネスレベルを大きく向上させられましたので、何を考えてこの期間を過ごしてきたか記録も兼ねて記事にします。

第一部 ロックダウン開始
期間:2020年3~5月中旬
目標:減量
体重:97㎏▶90㎏
一言:自分に集中した期間
この時期は目標体重(86㎏)の達成と、弱点強化の為にものすごく前向きな時期でした。ロックダウンが発表された日、出社前に大慌てで24㎏のKettle BellとPlio Boxを買いに行ったのを覚えています。妻からは「みんなは食品やトイレットペーパー買い占めてる時にあなたはのんきに筋トレグッズ買い占めてる」と大笑いされました。
出張や飲み会がなくなった事で生活がシンプルになり、食事、トレーニング、仕事の自分のやるべきことに集中できました。
一方で、コミュニティや友人との絆を感じた日々でもあります。世界的にロックダウンだった事もあり日本だけでなくヨーロッパの友人とのZoomキャッチアップ、CrossFitのSocial Eventが企画され、この危機を力を合わせて乗り切ろうと皆が前向きだった印象があります。

第二部 規制緩和
期間:2020年5月中旬~6月末
目標:減量
体重:90㎏▶85㎏
一言:人とのつながりの大切さを実感
規制が緩和され屋外で複数人で集まる事が許可されました。ランチをテイクアウトして友人とピクニックをしたり、閉鎖が解除された公園の遊具で思いっきりはしゃぐ子供たちを見てて幸せでした。
トレーニングはBoot Campという形式で屋外で人数制限を設けながら再開されました。少しずつバーベルを使えるようになり、数か月ぶりにCrossFitの仲間たちと顔を合わせる事が出来て幸せだった。減量は目標体重まで最後の1~2キロ落とすのに苦労した時期で精神的にも苦しかったのをよく覚えています。規制緩和の喜びがなければ心のバランスをとれず挫折していたかもしれません。ジムの営業が再開される朝に目標体重をぎりぎりで達成しました!

第三部 New Normal
期間:2020年6月末~7月上旬
目標:Strength building
体重:83-84㎏
一言:ジム最高!
Social Distanceや検温、器具の消毒を徹底した形でジムが再開されました。ジムに集まって仲間と身体を動かせるのが最高に楽しかった期間です。ジムのひんやりとした床、バーベルの下に入る瞬間のピンと張りつめた緊張感、身体にかかる荷重、バーベルを落とす時に響く音、どれも最高だった。CrossFitのメンバー皆がトレーニングを楽しんでる顔をしてたのをよく覚えています。
感染者数も落ち着いていたことから年末には海外渡航が再開できそうな兆しもあり、どこに行こうかなんて話をしながら宿を見てワクワクしてました。レストランも人数制限を設けながらDine inが再開されてましたが、DJLM宅は子供が小さい事もありテイクアウト対応を継続してました。

第四部 ロックダウン 2.0
期間:2020年7月上旬~7月末
目標:Strength building
体重:83-85㎏
一言:生まれて初めてのパーソナルトレーニング
New Normalとなったのも束の間、感染者数の急激な増加を受けて、規制がまた厳しくなりました。営業再開したばかりのジムも、公園も全て閉鎖され、友人と会う事も出来なくなりました。子供たちも学校に行けず、とても可哀そうでした。子供を退屈させないために、平日仕事の合間を縫って自転車で連れ出したり、近所を散歩したり、父さんは一生懸命でした。
この時期のDJLMは負けてたまるか!と闘志を燃やしており、再開された外出規制の中でもモチベーションを高く保てました。CrossFitはZoomに戻りましたが、仲間と公園に集まり2人で鍛え続けました。また当時は屋外でのパーソナルトレーニング(PT)は許可されてましたので、週2回PTを入れてガンガントレーニングしてました。週7~8回トレーニングしてて、今思うと若干生き急いでた(鍛え急いでた)ところがあります。ケガしなくてよかったです苦笑

第五部 Stage 4 ロックダウン
期間:2020年8月~現在
目標:回復と弱点克服
体重:83-88㎏
一言:You've got this
ロックダウン2.0後も感染者数増加は止まらず、遂にState of disaster (災害事態宣言)が発令されStage 4ロックダウンとなりました。夜間外出禁止、運動の為の外出は1日1時間までなどと規制が一層厳しくなり、街全体に緊張感が漂う状態です。
ここまでモチベーションを高く維持してきたDJLMでしたが、軌道に乗ってきたパーソナルトレーニングが中断された事や、終わりの見えないロックダウン生活にダメージを受け、かなり弱気になりました。しかし、回復と弱点克服を目標に掲げて持ち直し、今ではすっかりメリハリある生活を送ってます。
Stage 4 ロックダウン期間中の目標を考える中で、DJLMにはRecovery (回復)が足りてない事に気づかされました。身体を成長させるにあたって適切に回復させる事はとても重要です。根っからの生き急ぎ野郎DJLM、これまで寝る時間を意識した事なんてありません。寝ずにトレーニングするのがカッコいいとすら思ってました…
きちんと身体を回復させる為1日7時間寝る習慣をつける事を第5部中の目標としました。仕事、トレーニング、家庭がある中で睡眠時間を7時間確保するのは難しいですが、少しずつ1日を組み立てるスキルが身についてる気がします。睡眠時間の確保が難しい時には思い切ってトレーニングを休むようにしています。
DJLMはCrossFitのうち、自重を扱うGymnasticsを苦手としています。懸垂、吊り輪、逆立ち腕立て伏せ、片足スクワット…どれも苦手です。Stage 4期間中バーベルを使えない事を逆手にとって片足スクワット、逆立ち腕立て、懸垂を重点的に鍛える事としました。
生活の中で睡眠時間確保の優先順位を上げたおかげで、週7-8回のトレーニング、仕事のストレスを抱えながらも何とか楽しく過ごしてます。適切な睡眠時間の確保の重要性はこの4週間でものすごく感じたので、別の機会に記事を書きたいと思います。

おわりに
ここ10日間は新規感染者数も減少してきており、Stage 4生活のトンネルも出口が見えてきた印象があります。ここで気を抜かないでStay Home & Stay Safeしつつも、出来る事に集中してStay Strong & Get Strongerしていきたいと思います。

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