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もう、再発?れいわ新選組安井みさ子(愛知10区)、大西発言を「倫理にもとらない行動」擁護

安井氏は優生思想発言をした大西氏を「倫理にもとる行為ではない」としました。

あり得ません。許されないと思います。私は安井氏は差別をしても平気ではないかと考えます。 大西氏は当事者に自分は正しいと言い張りました。暴力でしかなく、大西氏の行動は倫理にもとります。会見でも自説を曲げず、加害を行いました。


 ”今回の大西氏の問題は「思想の違い」に過ぎず、彼が違法行為をしたわけでもなく、倫理に悖る行動をしたわけでもないからです。”

 大西氏の行為(発言、当事者の当然の要請を受け入れなかった暴力)は十分倫理にもとるものです。安井氏はそれを理解できないということです。再発防止は期待できないです。 大西の発言を擁護、意見として認めるなんて、痴漢やセクハラや犯罪を認める以上の愚かなことですよ。

安井みさ子氏は大西氏の除籍に反対しました。あのような行動を取った大西を除籍しなければ、今後再発が危惧されます。というか、この発言、差別行為の再発ではないでしょうか?

れいわ新選組に抗議をしましょう。

あと、大西氏の除籍に反対した人がもう一人います。埼玉2区からでる田島つよし氏です。

”多くの人々の心の中にもあるであろう何かしらかの優生思想的考えに、光が当たったことを今回はチャンスと捉え、アジャストする責任が私たちにはあると考える。この作業は、「何度でも人生をやりなおせる社会を構築する」という理念をもつ私たちにとって、重要な意味を持つ。大西氏には、命の選別の問題に生命尊重の立場から、取り組んでいらっしゃる方々にレクチャーを受けて頂き、命について真摯に向き合うチャンスを与えたいと思う。人は変われる。私はその力を信じたい。
という考え方に共感したからです。”

田島氏にお伝えしたいことがあります。大西氏のような確信的差別者はほぼ改心することもなく、チャンスを与えたら、又差別事件を起こすことは私の反レイシズムカウンター活動の経験から言ってほぼ100パーセントです。

”辞めたいという人間の気持ちを汲む事も、一人一人の尊厳を守り受け入れるという、れいわ新選組の政党理念に反しはしないと自分は考えます。”

大西氏が当事者の言うことを聞き入れず、「命の選別」を説いた場面を見たのかどうかは知りませんが、除籍にしなければ、一人一人の尊厳を守ることのメッセージは出来なかったでしょう。彼は差別に対してあまりにも無知なのではないでしょうか。

(2020/07/21追記)

れいわ新選組は差別を拒否し、山本太郎氏ありきの体制を整えない限り、浮上はあり得ません。このままだと、このような案件は繰り返されるでしょう。と言うか、繰り返される「フラグ」は安井氏、田島氏の行動で立ってしまっている状態です。危機は今もあります。



(2020/07/23追記)
京都で許されない事件が起りました。容疑者の内、一人は優生思想を持っていました。

” また、医師2人のうち一人は、「高齢者は見るからにゾンビ」などとネットに仮名で投稿し、高齢者への医療は社会資源の無駄、寝たきり高齢者はどこかに棄てるべきと優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた。”

”今回の事件について生命倫理が専門の鳥取大学医学部の安藤泰至准教授は「患者に死期が迫っていないうえ、SNSで依頼を受けた医師が苦痛の緩和を尽くしたともみられず、海外の一部の国が厳しい条件を設けたうえで認めている『安楽死』とも大きくかけ離れた行為だ。

一方で、ALSなどの患者が生きがいを持って生活できるサポート体制が十分に整備されているかなど、事件が起きた背景について考えていく必要があると思う」と話しています。”

この事件は「ヘイトクライム=差別に基づく犯罪」なのではないかと思います。「役に立たない命だから殺していい」と言う発想で医師がお金をもらって人間を死に至らしめたと考えられます(容疑者は判決が確定していないので推定無罪です)。そうだとしたら、倫理で許されるものではありません。

舩後議員が声明を発表しました。

”報道を受け、インターネット上などで、「自分だったら同じように考える」「安楽死を法的に認めて欲しい」「苦しみながら生かされるのは本当につらいと思う」というような反応が出ていますが、人工呼吸器をつけ、ALSという進行性難病とともに生きている当事者の立場から、強い懸念を抱いております。なぜなら、こうした考え方が、難病患者や重度障害者に「生きたい」と言いにくくさせ、当事者を生きづらくさせる社会的圧力を形成していくことを危惧するからです。

舩後議員が指摘しているのは、差別煽動効果の内の「沈黙効果」です。当事者の声を奪う重大な尊厳毀損行為です。この事件で重大な効果が発されるでしょう。大西氏はこのような行為をあおった可能性があります。

”「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です。どんなに障害が重くても、重篤な病でも、自らの人生を生きたいと思える社会をつくることが、ALSの国会議員としての私の使命と確信しています。”

れいわ新選組はなぜ、大西氏を仲間に引き入れたかまできっちり総括しなければなりません。せっかく舩後・木村議員という二人の障害当事者を国会議員にしたのに、このままだと台無しになってしまいます。安井、田島両候補には猛省を促したいと思います。

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