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れいわ新選組山本代表が差別発言歴がある高橋洋一氏を呼んだ理由

動画の2:41頃から
山本太郎(れいわ新選組代表)街頭記者会見 三重県四日市市 2019年11月30日

書き起こし

質問者「太郎さん、こんにちは、三重県へようこそ。どうしても私から今日質問したいと思ったのは、少し前に国会で馬淵澄夫(長島昭久氏もいた旧民進党極右派国軸の会のメンバー)さんと、いわゆる消費税の廃止について勉強会(=消費税減税研究会)と言うものを開かれたと聞いておりますけれども、そこへですね、講師に高橋洋一さんをお呼びになったっていうことになったんで、なぜ高橋陽一さんをお呼びになったのか、どういう理由で呼ばれたのかなとよろしくお願いします」

山本、党の宣伝から入り質問に答える。

山本「ありがとうございます。ちょっとマニアックすぎて何のことかわかんなかったと言う方が大勢いらっしゃるかもしれません。
現在山本太郎は落選中です。れいわ新選組は二議席を獲得し、国政政党になりましたが、代表である山本太郎は落選しました。落選をした身でも、国会議員と違い少し余裕ができますんで、全国を廻ったりしています。その合間に、国会の中との連携、例えばいろんなことを勉強したり、研究したりというところも身を置いています。その身を置いているのが、”消費税減税研究会”馬淵澄夫さん、古くから消費税は減税すべきだといっています。減税より撤廃だよ!と言う声も上がりましたが、そういうことで、馬淵さんと私で減税をする勉強会と言うものを立ち上げ、っていうか研究会というものを立ち上げ、で、第一回というのが講師が初めて来る、その研究会の講師に高橋洋一さんをよんだんで、どのくらいの方、ご存じですか(聴衆に手を上げてもらう)。3割ぐらいですね。
高橋洋一さんを講師に呼ぶことがどこで決定されたかというと、消費税減税研究会の役員会で承認された。もちろんそれ以外にもいろんな方々の名前が出ました。藤井聡先生(極右)だったりというかたくさんのお名前がでました。井上智洋先生であったり、いろんな先生のお名前が出ました。松尾匡(MMT論者)さんのお名前も出た。いろんな経済学、消費税けしからんと言うようないろんな知見のお持ちの方々の名前が出たんですけれども、一回目は高橋さんがいいんじゃないかとと言う意見が役員会の中で強かったんですね。一方で、野党側と高橋さんがもめていたりするんですね?国会質問の事前通告の漏洩の問題だったりとか、国家戦略特区の何かであったりとか、講師に呼ぶとハレーション(悪影響を与えること)が起きてしまうのではないかと言うこともあったんですけれども、役員会の中で高橋さんを呼ぼうと言うのが強かったので、了承しました。なぜ、高橋さん、私がお呼びしたか、元々大蔵省の方なんです。大蔵省や財務省の手口考え方、こういうものをわかってらっしゃる方の話を聞くというのは私は非常に重要だと思っています。私たちは消費税の減税、廃止、この道をたどっていくと言うことに向こう側がどういったロジックで来るのか、と言うことを私たちは完全に知ってなきゃいけないんです。そういう意味で私たちはいろんな議論があったけれども、最終的に自分の落としどころとして、高橋洋一さん、いいであろうと言う判断をしました。一方でその研究会に入ってくださっている、国会議員の方いらっしゃいます。その中で反対意見がでました。翌日研究会と言うときに、ツイッターの中で、なんか展開されたみたいなんですよね。直接お電話いただきました。22分間電話でしゃべったんです。私としての説明としてはこういうことです。その方の危惧というのは、(高橋氏が)韓国という国に対していい発信のされ方をしていない。どちらかというとレイシズム(人種差別の考え方)であるとファシズムであると。と言うような言い方をされていたので、申し訳ないんですけど、その方、講師の方の専門的知識以外の部分に与するつもりはない、私たちは一番ほしいのは、その人の専門性の部分である。その部分の栄養を吸収する。と言うことで私はOKしましたと言うことをお話ししました。それに関して、専門外でとんでもない話をしている人を呼ぶのはいかがなものか、話もあるんですけど、私はその専門性、大蔵省時代、バランスシート、政府のバランスシート、資産があって、負債がある、バランスシートを作った方がその方である。そういう方のご意見、直接伺える、機会はなかなかないと言うことですよね。この方の意見を伺うというのは研究会ですから、研究会にとっては私はプラスになるんじゃないのかな?イメージ的にはあまりよくないかもしれないですよ、何を持ってレイシスト、ファシストと言うのか詳細はよくわからないし、知りません。嫌韓という部分に韓国に対しての批判的な意見、と言うのを発信されている方というのは存じ上げていますけれども、詳細については存じ上げてないですけれども、その人から直接得られる専門的知識、は自分たちの栄養とするべきだというふうにおもっています。で、その方電話で22分しゃべっているときに消費税をなくせというのはヘイトスピーチ団体もそう言っている
と(日本第一党)。だったら、消費税に反対してるなら、ヘイトスピーチ団体の人も呼ぶのか、と言ったかなりずれた指摘もいただいたんですけれども、申し訳ないんですが、私たちは専門的知識をお持ちの方、知見のお持ちの方をお呼びするという立場なので、ヘイトスピーチのやり方をを学びたいなら、その人(日本第一党)を呼ぶ可能性があるわけですけれども、そういう立場にないと、ヘイトスピーチなんで、やるわけないんだから。それをよしとするわけないんだから。だから、そのヘイトスピーチ団体のトップの方をお呼びする言うのは次元が違う話です。高橋洋一さんから、財務省について、大蔵省について、その中にいた人、直接の意見っていうものをうかがえるというのは貴重な時間だと言う風にお話をさせていただいたところです」

高橋洋一氏を呼んだことが非難された理由

高橋洋一氏は人種差別(レイシズム)発言を繰り返している人物である。そして、新自由主義者、竹中平蔵氏のブレーンであったことも有名である。
竹中氏は日本の新自由主義を加速させ、国民が苦しむ状態にした人物である。ファシズムの根幹はレイシズムである。それは、日本の歴史や、ナチス
のホロコースト等を見れば明らかである。


【閲覧注意】

女性差別ツイート


高橋洋一、京アニ放火事件を韓国ヘイトデマに利用したうえ、時代遅れのお国中心主義で無意識に日本のアニメを侮辱にする

このような発言をする人間は恒常的に差別をしていると考えてよいだろう。

問題は、ヘイトスピーチをする人間と政治家がつながることによる、「差別煽動効果」である。政治家が差別発言をしたり、
差別をする人間と交流すれば、差別があおられると言うことである。山本は「ポピュリズム」と言う手法を使っている。他の政治家より遙かに効果は高いのである。呼んだ時点でレイシズムに与しているのである
彼はそれを全く理解できていない。日本の多くの政治家が理解できていない(知っていてやっている人もたくさんいる)。もちろん拒否した議員以外の消費減税研究会の人々もである。



山本代表は2019年の参議院選挙で
で三橋貴明氏と対談していた。

三橋氏も差別発言をしている人間である。

【三橋貴明】過激化する難民排斥デモとドイツの恐怖
(人種差別の考えがにじみ出ているので閲覧には注意してください)


山本代表は反省していない・理解していないようだ

ツイッター上で炎上したので、ステートメントを出したが、何も回答にはなっていない。消費税減税研究会について。


ここで、山本代表は自分の一存ではなかった旨を告白している。
が反省があまりみられない。

「消費税減税研究会で高橋洋一を呼んだ件について」-山本太郎さんとの対談(出版プレ企画)


四ヶ月してこれなので、本人、全く反省がないようである。というか、理解できないのだろう。陰謀論者の本を嬉々として紹介して本の帯文まで書いているんだから。


私がこの件で彼を直接抗議し追及してから2020年11月30日で一年が経ちました。この時私はやり取りを録音できませんでした。しかし、ツイートに書いたようなことを言われたことは今でも鮮明に思い出せます。彼が着ていた革ジャン、彼の真っ直ぐすぎて危険さすら覚える目線も思い出せます。筆者はこれで山本太郎という人間が全く信頼できなくなりました。 今でもこのときの会話の録音をしていないことを後悔しています。今思えば、彼は本当に救世主になりたかったんだなぁと思います。それはれいわの経済政策や都知事選の時の公約から十二分に読み取れます。

(一番下のツイートを2021年2月6日に追加)

そもそも、これでは、財務省の中身を知ったって、どうしようもないのではないだろうか?

(2021年1月20日追記)

山本太郎とれいわ新選組のほかのやらかしは

こちらから


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