第2期 学生ボードゲーム企画を終えて


WASABI工房 リーダーのしょーちゃんです。第二期 学生ボードゲーム企画を終えて、その感想を記録していこうと思います。

まずは、このプロジェクトを企画して下さったnoteさん、クラウドファンディングを支援して下さった皆様、ゲムマでAnfangを購入して下さった皆様、私たちの活動を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

おかげさまで、Anfangの残部も残りわずかとなっており、秋のゲムマで売り切ることが出来そうです。

本題の感想の方に入る前に、学生ボードゲーム企画の発足経緯を確認して頂けたらと思います。

noteさんのボードゲームの市場規模拡大活動の一環として、「ボードゲーム制作を志す学生に資金援助をし、実際に制作・販売をしてもらうことで、ボードゲーム製作のハードルを下げる」といった企画がありました。それに学生が応募し、特に面接とかはなく、ランダムに3チームに割り振られて出来上がったサークルの1つが、我々WASABI工房(当初は学生ボードゲーム企画 Bチーム)です。


・感想

では、本題の感想です。

メンバー各々、それぞれ異なった感想を持っていると思いますが、

「この経験は、必ず人生にプラスのインパクトを与えたと思う。」

これだけは共通して言える感想です。

他サークルさんを見ても、ボードゲーム制作は複数人ではなく、1人で行っているサークルさんが多いように思えます。それは、複数人だと①システムのバランス感覚や調整が難しい、②好みやこだわりが分かれる、③時間が合わせるのが難しい、といったような制約が生じるからだと思います。

私たちはこの制約に打ち勝ち、一つの作品を作り上げることで、①説明力や譲歩する交渉力、②他者の考えを尊重してアイデアを融合していく器用さ、③時間を作り出す力、を身に付けたと感じています。

また、作品を0から企画し、開発→広報→販売を全て自分たちで行うことで、ただ仕事を処理するだけの毎日ではなく、自分たちの創造性を発揮し、それを伸ばし続けるクリエイティブな活動が、人生を豊かにすることを思い知りました。さらに、ゲムマでお客様に興味を持って頂いた時や、お客様が楽しく自分たちの作品をプレイしているのをTwitterで見かけた時の達成感や喜びに比肩するものはないです。制作は今後も続けたいと考えています。

・ボードゲーム制作について思うこと

 ボードゲームを作ることは非常に簡単です。100円ショップでおはじきを買い、それに対して新しい遊び方を考案すれば、ボードゲームは出来上がります。ただ、自分たちが設定した目標や目的をクリアしたボードゲームを作ることは非常に難しいと思います。

 私たちは今後、「そのボードゲームを作って、お客様にどうなってほしいのか」「そもそも何故ボードゲームを作るのか」など、制作に関わる目的や本質に立ち返り続けた制作をしていきたいと考えています。



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