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【デザフェス出展】みんなのステッカー屋さんはじめてのデザフェスレポ

こんにちは、びねつです。

この記事では運営している「みんなのステッカー屋さん」で参加した「DESIGN FESTA vol.59」の報告をします。よろしくお願いします。



みんなのステッカー屋さんとは

はじめに「みんなのステッカー屋さん」とは

どんなお店?
・現役で活躍している作家さんのステッカーを取り扱い
・ステッカーは名刺サイズ
・どれも1枚500円で販売
・ひとりの作家は3種類のステッカーを販売

作家の参加条件
・参加費用なし
・1枚売れるごとに主催へ100円
・ステッカーは作家の持ち込み

以下の記事も参考にどうぞ


もっと作家さんが気軽にイベントに参加できるように、もっと損なくイベントに参加できるように、みんなで知恵を出し合って実現したのがこの企画です。

一過性の企画ではなくコミュニティとして運営して今後もいろんなところでいろんな企画をやっていきます!詳しくは最後までお読みください!


結果発表

さっそくデザフェス60の結果を公開していきます!

どん!

売上 ¥632,500
総販売枚数 1,265枚
販売手数料 ¥126,500

売上は63万円、販売枚数は1,265枚とたくさんのステッカーをお迎えいただけました。以前に私が単独で参加したときは120枚くらいの販売数だったので、その10倍も売れたことになります。すごい。
お客様からも参加された作家さんからもあたたかいお言葉をいただけて、企画したかいがあったなと思いました。よかったです。

販売手数料 ¥126,500というのは運営の取り分です。¥500のステッカー1枚につき¥100、割合にして20%いただいています。後述の運営費用はここから出ています。


一人当たり

一人当たり平均
販売枚数 18枚
売上 ¥8,908

ざっくりと平均一人当たり20枚、¥10,000くらいの売上でした。
参加人数も多く、ステッカーの絵柄も一人3種類と少なかったので、一人当たりにするとひかえめです。次回からはもっとオペレーションや設営を工夫してもっとたくさんの、充実のラインナップでお迎えしたいですね。


運営費用

出展費用Mブース2つ ¥88,000
出展者パス4つ ¥6,000
L字壁 ¥34,000
テーブル2こ ¥7,240
人件費 ¥82,000
合計 ¥224,860

気になる参加にかかった経費(運営費用)ですが合計22万円でした。
運営の取り分が12万円なので10万円の赤字ですね。

これは作家さんで均等割したり、他の運営もあわせて負担していることもなく、私が全部負担しています。ご心配なく。

スタートの理念のようなものが作家さんの環境充実なので、一回のイベントの単純な赤字黒字では判断できない部分が大きいと考えています。

注目するポイントをかえてポジティブな面を強調すれば
「10万円で80人の作家さんにデザフェスの参加実績(と利益)をつけられた」
とも言えます。

みんなのステッカー屋さんブランドが今後も続いていくのなら今後何年、何回の企画で黒字が出ればオッケーとか、続く限りは作家さんに還元できるのでオッケーとか資本なのか理念なのか重視するポイントによってかわってくるでしょう。

そのほかにもみんなのステッカー屋さん宛に企業様からお声かけいただくこともあり(当初は全然予想していなかったことです)、その点でもまた注目するポイントはかわります。ひとまずはいろんな方にたのしさやうれしさといったポジティブな影響を与えられただけで十分です。


みんなのステッカー屋さんのこれから

目指していること
・東京と地方のパイプを増やす
・作家の行き来を容易にする
・協賛者(企業、個人問わず)を増やす

以下の記事にある私の活動理念みたいなものに共通することですが、私は作家が継続的に活動できるように環境を整備することを目標にしています。


加えて東京都出身ではなく、現在東京でクリエイターをしている、今に至るまでの経験を元に感じたことや考えたことを反映しています。


感じたこと
・イベントは都市部に集中している
・地方の特徴 生活コストが低く、活動コストが高い
・都市の特徴 生活コストが高く、活動コストが低い(低くできる)
・地方の生活コストと都市の活動コストの組み合わせが理想

こう考えたうえで
・各地方に活動支部を置く
・作家も運営や企画に関わる
→作家、運営ともに活動コストの低減がはかれるのではないか
と考えました。


私自身が地方にいたこと、都市の情報を提供してくれる友人がいたこと、得た情報から自分が都市に移住した場合、今よりももっと活動にプラスの影響がある確信を得たことなど

あげればキリがないのですが、1番は実際に都市がどのようになっているのか、地方とどれだけの差があるのかを情報として得られていたかどうかが大切だと感じていました。
人の想像力には限界があります。都市にいる人にとっては当たり前のことも地方の人にはわからないこともあります。その逆も然りです。

都市へ移住しろと、それが必須だと言いたいわけではないのです。
地方と都市の差をできる限り小さくできて、本人が望むような生活のスタイルやキャリアのスタイルを出来る限り崩すことなく、それらをプラスの影響として創作に組み込んで活動を続けられる。それができれば地方も都市も関係なく作家と言う生き方がより自然で、しかし確かな形で定着していくものだと思います。

私はそう考えてみんなのステッカー屋さんの活動は地方在住の方も取りこぼさないように方向づけていきます。現時点でも全作家の委託販売を実現しており、パートナー企業とも地方充実の方向性で同意が取れています。

これを読んだ方々の興味関心の対象となれるよう今後も努めていきますのでよろしくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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