未成年の飲酒喫煙は犯罪です

成人ではないフォロワーが酒の話ばかりしている。

未成年が酒やタバコを飲んだり吸ったりしているのをわざわざ公言しているのを見る度に辟易する。隠れてこそこそ使用するならまだしも、さも自慢げに吹聴するのが理解できない。

ところで、私はどうしてこんなに未成年の飲酒や喫煙が嫌いなんだろう。誰かを直接的に傷付けたり、それ自体が迷惑になることもない。

思うに、「犯罪だから」という正義心が、それらを嫌悪する原因となっているのだろう。

小さい頃から私は、間違ったことが嫌いだった。同時に、ズルをすることも嫌いだった。ルールは守りたいし、守らせたい。青信号で手を挙げて横断歩道を渡り、横はいりをする人を睨めつけた。

そこで重要になってくるのが、「正しさの指標」だ。何が正しくて、何が間違っているのか。

その最たる例が「法律」だろう。いけない事と言うなら、過剰服薬だってそうだ。けれど、「薬をたくさん飲みました」とお巡りさんに言っても、そうですか、と言われるだけで何事もなく家に帰されるだろう。

犯罪はいけないことですよ、と定められているのが法律だ。法を守るのは良いこと。犯罪を犯すのは悪いこと。法律という事実が、私の「正義」を後押しする。

とはいえ、いくら憤っても法を犯すに至った根本的な問題の解決にはならないし、仮に通報したとしても、警察はせいぜい本人に説教をするくらいだろう。それに、つい先程オーバードーズをした私が言えたことではない。

呪うよりも、犯罪を犯す人々がそうしてしまった原因が解決することを祈るべきだろう。


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