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仕事をする上で大切なことって実はちゃんと小学校で学んでいたのかもしれない

長女が小学生だった頃の話だから、もう6年以上前のお話なのですが、授業参観に伺った時のお話です。

授業参観の最中にふと廊下に目をやると各委員会の活動に関する張り紙が廊下に張り出されていたんです。
そこにはこんな事が張り紙がありました。


小学校の張り紙1

・よりよい学校にするために、みんなで意見を出し合う。
・だした意見をもとにして、企画を考える
<よりよい学校とは >
・友達の輪を広げる
・誰にでも気持ちよい挨拶ができる
・だまってそうじができる

小学校の廊下の張り紙

これを見て当時の僕はハッとしたんですよね。
今自分が経営している会社でこんな基本的なことができているかどうかということを考えてしまいました。。
「よりよい学校」というのがしっかり明確に定義されている事って結構すごいことだと思いませんか。
僕が当時経営していたWEB集客の会社(30-40名くらい社員がいました)で、「より良い会社」がどういう形であるかは定義されていませんでした。
いや、個々人ではあったと思う(僕にもありました)のですが、みんなで意見を出し合うことなんてしていなかったですし。
スタッフによっては確かに気持ち良い挨拶ができない人も人数が増えてくるにつれてちらほらと増えてきた時期でした。

続いて放送委員の張り紙。

小学校の張り紙2

はっきり言う。伝わるようにする。音の大きさに気をつける。まちがえないようにする。きんちょうしてもカタカタしないでなめらかに言う。

放送委員の張り紙

実にシンプルで小学生なりの語弊力でプレゼンテーションやセミナー講演、会議での発言の本質をついている気がします。
特に素晴らしいのは「伝わるようにする」という一文があることですね。
独りよがりの発言ではなくて、相手に「伝わるようにする」ことはコミュニケーションの基本で非常に重要なことだと感じます。

そして最後はこちら。

みんなと協力して、自分から仕事をみつけて、絶対に忘れずにすすんでやる。

小学校の廊下の張り紙

仕事をする上で非常に重要な要素が散りばめられた名言とも言える文章が簡潔に記されています。

みんなと協力できているか。
自分から仕事を見つけるようにしているか。
絶対に忘れないようにしているか。
自ら進んで行動しているか。

当たり前のことだけど、社会人になってもこういう事ができていない人が(自分も含めて)非常に多いですよね。
特に「絶対に」のところに並々ならぬコミットメントを感じますよね。
これを小学生が自ら進んで書いているのを考えると、小学校ってちゃんと社会人になるために必要なことをしっかり学べるんだなって本気で思っちゃったんです。
もちろん、小学生なりに耳障りのいい美辞麗句を並べただけかもしれません。
それでも、小学校ってこういうことをちゃんと学んでるんだって廊下で一人立ち尽くして感動したんですよね。

何かと批判されがちな学校教育だけど、忘れちゃってるだけでしっかりとこういうことを学んできたのかもしれません。
仕事をする上で一番大切なことって、ちゃんと学校で教わっていたんです。
まぁ、よく考えれば仕事をすることって当たり前のことを当たり前に行なって、当たり前のレベルを上げていくことなのかもしれません。

その、初歩の初歩はしっかりと小学生の頃に教わってきたんです。

数年前のことですが、今でも記憶に残っている授業参観のエピソードでした。


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