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次代を担うインターネットバンキング 住信SBIネット銀行で企業経営にスピードと安心を

今も記憶に新しいコロナ禍という現象が、社会に突きつけた教訓とはいったい何だろう。それは、手慣れた方策や従来のセオリーが通用しない不測の事態に対峙する覚悟と備えを平時から持つべし……ということであり、とりわけ企業経営においては危局を見据えた資金管理の重要性が改めて見直されることとなった。そして、そのソリューションのひとつとして広まりつつあるのが、インターネットバンキングだ。中でも、昨年3月に東証スタンダード市場へ上場を果たした住信SBIネット銀行の存在感は増しており、異例の速さを実現した口座開設やレンディングのシステムは、税務・会計の観点からも高く評価されている。
そんな住信SBIネット銀行の有効性と可能性について、同社SME事業部長の大杉英里子氏と、提携関係を結ぶ税理士法人に所属する2名の税理士、五味孝文先生と大野修平先生にさまざまな角度から分析していただいた。(写真撮影 市川法子)

ネット銀行という新たな経営ツール

── 本日は、住信SBIネット銀行が展開するインターネットバンキングの有効性や可能性について会計・経営の視点から探るべく、住信SBIネット銀行株式会社 SME事業部長の大杉英里子さんと、同社と提携なさっているベンチャーサポート税理士法人の五味孝文先生、セブンセンス税理士法人の大野修平先生にお集まりいただきました。
まず、住信SBIネット銀行の概要を、大杉さんに説明していただきたいと思います。

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