70代まで働く時代に向け、40代でやるべきこと
コロナ騒ぎはじまりもう数年たちました、、、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
今後日本では60代70代と長く働き続ける人が増えるのは必至です。
将来、選択肢を多くもち生き生きと働き続けるために40代までに何をしておくべきかを考えていきましょう。
定年の延長や年金受給開始年齢の引き上げなどに関連したニュースを見るたびに、
「自分はいったい何歳まで働きつづけなくてはならないんだろう」と不安に思う方も多いかもしれません。実際、ビジネスパーソンとしての「寿命」はどんどん長くなっています。
60代70代でも働き続ける人は確実に増えていくでしょう。だとすれば、ただ収入を得るために「労働」するのではなく、自分の強みを生かして、やりがいを感じながら働くほうが良いですね。長く活躍し続けるために40代までにやっておくべきことをまとめてみました。
① 人脈をメンテナンスする
40代ともなると20代のころのお付き合いがあったひとと疎遠になっている人もおおいのではないでしょうか。例えば学生時代の友人、もと同僚で他社に転職した人、仕事上のパートナーだったけど契約満了で会わなくなった人などなど、、、
10年20年経て、変化し、昇進もしているでしょう。経営の重要ポジションにつき始める年代でもあります。そうした人々と、つながりを取り戻すことで自分のビジネスや、今後の転職活動にプラスの影響を与える可能性があります。ぜひ一度人間関係の「メンテナンス」をしてみましょう。幸い今ではSNSという手段がありますので、昔の仲間をさがしてつながってみてはどうでしょうか。
② 会社以外の場で活動し、さまざまな人と交流する
20年以上同じ業界、会社、コミュニティにいると発想が凝り固まってしまうことがあります。すると今後自分がどのように働いていくか、どう生きていくかについても発想が広がらず、可能性を狭めてしまうことになります。自己啓発セミナー、スポーツ、カルチャー、NPOなどなど、、、、、。異業界、異業種の人、年齢が離れたひとなど新たな出会い、異なる考え方にであるチャンスを自らつかみにいきましょう。
③ 「遊び」の体験を増やす、広げる
前の項目と少し似ていますが。「奥行き」がある人間になるために、遊びの体験の種類を増やすということです。40代ともなると、部下や後輩が増え、しかも若手メンバーとどんどん年齢差が開いていきます。そんな人たちが「この人と働きたい」「この人についていきたい」と思うかどうかは、ビジネス経験やスキルだけでなく「人間力」も影響してきます。
サーフィン、マラソン、トライアスロン、絵画、楽器、料理、旅行
遊びにコストと時間を投じ、人間としての幅を広げることも大切だと感じます。
④ 後輩や部下を大切にする
年齢とともに増えていく後輩や部下を、ちゃんと「大切に」してください。当たり前のことと感じるかもしれませんが、気持ちだけで行動で表せていない人は多いと思います。日々の仕事に追われる中、指導やマネジメントが「必要最低限」になってはいませんか?部下の成長を支援するような、プラスアルファの手間をかけていますか?
部下を大切にし、真剣に向き合えばモチベーションが上がりチームに貢献してくれるということもありますが、それだけではありません。いつか彼らの立場が、自分と逆転する日が来る可能性は十分にあります。人は受けた恩を忘れません。自分が後輩や部下に対して真剣に向き合い、彼らのために行動していれば、いつか自分にもかえってきます。
部下に対して時間、エネルギー、お金をかけるということは、将来への投資ともいえるのではないでしょうか。
⑤ 家族と自身のキャリアの変動をふまえて計画をたてる
この先、転職するあるいは今勤務している会社で異動、転勤、出向を命じられるなど、環境が大きく変わることもあるでしょう。それと同時に、40代は家族の状況も変化する時期です。例えば子どもが進学、留学する、育児が一段落した妻が働き始める、親の身体が弱り介護が必要になる、、、といったことが起こりえます。介護については、予測がつかないものですが、場合によっては「故郷に帰る」という選択肢も出てくるでしょう。
家族の変化のタイミングと、自身がうごくタイミング、これがずれると家族の関係がぎくしゃくしたり、経済的に厳しくなったりすることもあります。なるべく事前に予測して、自分で行動を起こす時期を調整するなど、早めに備えておくことをお勧めします。
⑥ パーソナルブランディングをする
会社から与えられた役割をこなすだけではなく、自分自身を積極的に発信して「自分ブランド」を築くこと。これは20代30代の皆さんに強くお勧めします。もちろん40代でも遅くありません。自己発信の方法はいろいろあります。例えば、「自分の担当部門だけにひきこもらず、他部署にも意見や提案を発信する」「より働きやすい制度や環境をつくるために人事部門に進言する」「業務効率を高めるためにシステム部門に提案を出す」など。全社横断型の社内プロジェクトなどに手を挙げて参加する方法もあるでしょう。そうした活動を通じ、社内で自分の存在を広く認知してもらい、自分が大切にしている価値観や力をいれたい取り組みなどを広く発信するものです。そうすると、、自分が興味ある事、得意とすることに関連する情報がどんどん集まってくるようになります。また、そのテーマに関する相談や頼まれごとが増え、それに取り組むうちにさらにそれに関連した知識や経験が深まっていきます。「このテーマなら〇〇さん」と頼られる存在になり、社内での価値が高まるというわけです。自分の強みやこだわりはぜひ様々なかたちで広く発信していってください。やりたいことをするチャンスに必ずつながっていくはずです。
⑦ 「攻め」の姿勢を保ち続ける
40代になると自分のスタイルや価値観が固まり、「守り」のモードに入っている人もたくさん見受けられます。そうすることで安心感を得られるかもしれませんが、これまでの路線を守っているだけでは今後の上昇カーブは緩やかなものとなりやがて平行線となり、ふと気づくと下降しているかもしれません。10年20年30年後も人生の選択肢が多い状態であるためには、「攻め」の姿勢も保っておきたいものです。ときには思い切った方向転換をしたり、場合によってはリセットして新しいチャレンジに向かったりすることで、この先、大きな上昇カーブを描けるかもしれません。
以上7項目あげてみましたが、いかがでしょうか。
すべて同時にというわけにはいかないですが、できることからはじめてみましょう。
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