「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉

 今日から大学のスクーリングが始まり,9時から18時までひたすらプログラミングをする6日間がスタートした.午前中にパチパチやった後,昼休みにYouTubeを開くと,ダルビッシュの「野村克也監督の訃報について」というタイトルの動画が目に入った.「え?」と目を疑った僕は,すぐさまTwitterで情報を探して(僕にとってはTwitterは野球の情報を得る上でかなり重要度の高いツール),訃報の記事を確認.もうね,ビックリしたよね.わりかし最近でもメディアに出ていたし,ヤクルトの高津監督との写真なんかも見たばっかりだったから,この事実を受け入れるには時間がかかった.

 ノムさんは僕が野球を見始めた小学生の頃から監督をされていたり,メディアにも出ていたり,コロコロコミックの「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」で面白おかしく描かれていた.中学生になって,ようやく僕も頭を使って野球をする,もしくは見るようになった頃には著書も何冊か読んで,野球の見方を勉強した.野球だけでなく,生きる上で必要な考え方も少なからず影響を受けている部分はある.

 そんな中でも,僕が一番好きな言葉が,本記事のタイトルにもある 

     「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

という言葉.僕の人生で勝負事に向かうとき,あるいは終わって反省をする時には自ずとこの言葉が浮かんでくる.僕の人生で得た勝ちは大抵「不思議な勝ち」のように感じるのも,この言葉の影響かしら?(笑)あとは,この言葉のおかげで失敗を失敗と捉えすぎず,次に活かすために頭を切り替え,即行動に移せるようになったとも思う.「この失敗,必ず次に活かす.だから原因をはっきりさせよう」という視点で自分の失敗を捉えられるようになった.あまりに切り替えが早すぎて,他者から「もっと反省しろ」と言われることも多々あるが,一応自分の中ではちゃんと反省しているんですよ?その処理がちょっと早く見えるだけであって.

 これからも,この言葉は引き続き勝負事への準備をする段階,勝負事に白黒ついた段階で僕の頭に浮かんでくるでしょう.あと,よく受験生にこの言葉を紹介するんだけど,たまに僕が言ったことにしていることがあります(笑)きっと今回のノムさんの訃報で「あ,先生が言ってたこの言葉,パクりやったんかい」と気づく生徒が出てくるかもしれませんので,先に謝っておきます.生徒の皆さんごめんなさい,今度からはちゃんと引用元も伝えます.そしてノムさん,僕が言ったことにしてごめんなさい.でも,僕もこの言葉の大切さを実感している上での行動なので,許してください.

 僕はただの野球ファンです.ただの野球ファンだからこそ,ノムさんから受けた影響はとても大きいです.これからも,ノムさんのいいところはどんどん参考にして,自分のものとして取り込んでいきます.これからもよろしくお願いします.

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