子どもからの褒め言葉はとても嬉しい.

小学生に褒められると,特に嬉しいですね.

というのも,この前小学校4年生に対して理科の授業をオンライン上でやってたんですが,授業中にプライベートチャットで「この授業,面白いですね」って来たんですよ!

もうね,塾講師も今年で6年目になる私ですが,こんなに嬉しい事はないかもしれん.

子どもが思う「面白い」って,funnyかinterestingだったら明らかにfunny寄りだと思うんです.

でもこの子の雰囲気と授業内容を鑑みるに,この一言って明らかにinterestingなんですよね.僕この時あんまりfunnyな事は言ってないし.

理科という一つの現象(この時は確か地球環境の話をきちんと科学的に1から理屈を並べて説明する授業だった)を共通の話題として,小学生と面白さを共有できるのってこんなに楽しいんだなと感じました.

もちろん,中学受験,高校受験の問題を通じておもしろさを分かち合うのも好きだけど,こっちはなんだろう,試験っていうゲーム性についての面白さがどうしても前面に出てしまうんですよね.

学問そのものの面白さを提供し,それで子どもが喜んでくれるってのは,教師冥利に付きますね.受験勉強で扱う内容もなるべく学問として提供しているけど,受験勉強というゲーム性を攻略するにあたっては非効率的だったりするし.

でも彼らが大人になった時に,勉強=試験として捉えたまま大人になるよりも,学問の面白さや科学的思考の大切さを身につけて育ってくれた方がその子の可能性をより広げられるだろうなーと思うのは,私の押し付けがましい理想なのかなぁ?

ま,押し付けがましいとしても今の僕はこれが理想であり希望でもあるから,自分の気持ちに素直になって,これからも子どもと学問を一緒に楽しもうと思います.

エンターテインメントとアカデミックの融合.これが僕の授業の指針.って,今思いつきました(笑)

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