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[NFL]ドラフト2024さいつよチームランキング

あと2週間ほどですよね。ていうかちょうど2週間か。
いよいよドラフトですね。
すでに活発に指名権のトレードなどが行われており、かつ当日含めこれからもまだトレードが発生すると言われてますが、結局どのチームが有利な条件を持ってるの?ってのがいまいちわかりづらいですよね。

ということで今日は『サードダウンテン』編集部(ひとりだけ)の独自評価によるドラフト最強ランキングをお伝えします。
2024年の指名権と指名順、そして2025年、2026年の指名権を独自のメソッドで数値化し、オリジナルの評価点「ガバス」としてランク付けを行いました。
ガバスが多いほうが今年のドラフトで強いということになります。

ではカウントダウン形式でどうぞ!

第32位 クリーブランド・ブラウンズ(1,243ガバス)

2巡目54位
3巡目85位
5巡目156位
6巡目206位
7巡目243位

2024年1巡指名がなく、合計5つの指名権しかもっていないブラウンズが最下位でした。
ひっくり返せばルーキーに頼らないチーム作りができてるってことかもしれませんね。
でもまあワトソンがどうなのやらって感じです。

第31位 ニューヨーク・ジェッツ(1,265ガバス)

1巡目10位
3巡目72位
4巡目111位
4巡目134位
6巡目185位
7巡目256位
7巡目257位(ミスター・イレレバント)

7つの指名権を持つものの2巡目がないジェッツがブービーです。
ただジェッツもFA補強でだいぶ強そうなイメージですよね。
虎の子の10位でタイトエンドを指名するのではと予想する人が多いのですが果たして・・・!?

第30位 マイアミ・ドルフィンズ(1,336ガバス)

1巡目21位
2巡目55位
5巡目158位
6巡目184位
6巡目198位
7巡目241位

6つの指名権を持つものの、5巡目以降が分厚いマイアミが30位です。1巡目は持つものの21位とやや下位、それに加え3巡目4巡目がないのが痛いですよね。

第29位 テネシー・タイタンズ(1,351ガバス)

1巡目7位
2巡目38位
4巡目106位
5巡目146位
6巡目182位
7巡目227位
7巡目242位
7巡目252位

2024年の指名権は8つ。1巡目と2巡目も好順位、にもかかわらず29位になってしまいました。
今年の3巡目がなく、来年も上位指名権に乏しいことが大きく響いたかもです。
ただ7位持ってますからね。印象ほど悪くない、というかむしろいいと思います。

第28位 シアトル・シーホークス(1,355ガバス)

1巡目16位
3巡目81位
4巡目102位
4巡目118位
6巡目179位
6巡目192位
7巡目235位

シアトルは7つの指名権を持っています。現状2巡目がないため、持っている16位でこけるとえらいことになります。
でも4巡目ふたつあるのはやや心強いですね。2025年、2026年の1~4巡目もしっかり持ってます。

第27位 カロライナ・パンサーズ(1,363ガバス)

2巡目33位
2巡目39位
3巡目65位
4巡目101位
5巡目141位
5巡目142位
7巡目240位

去年全体1位を持ってた代わりに今年の1巡がなく、にもかかわらずシーズン成績もなんだこりゃって感じだったカロライナ。これどーすんの?って雰囲気も漂っていますが、2巡指名権がかなりの好順位で2つあり、言われてるほど悪くありません。
ただ来年の2巡目も持ってなくてですね、これどうしますかね?ちょっと面白い存在かもです。

第26位 ミネソタ・バイキングス(1,370ガバス)

1巡目11位
1巡目23位
4巡目108位
4巡目129位
5巡目157位
5巡目167位
6巡目177位
7巡目230位
7巡目232位

1巡目ふたつを含む大量9つの指名権を持つミネソタ。今年のドラフトの台風の目で、さらなる好順位を目指してトレードアップを予想する人も多いです。
今年の2巡目、3巡目、来年の2巡目がないため、トレードアップをするとすれば乾坤一擲を期して、って形になるでしょう。

第25位 デンバー・ブロンコズ(1,378ガバス)

1巡目12位
3巡目76位
4巡目121位
5巡目136位
5巡目145位
5巡目147位
6巡目203位
6巡目207位

8つの指名権がありますが、2巡目を持っていないデンバーが25位でした。
きついキャップ、現有QBの頼りなさを思うと、1巡目トレードアップは必至というような状況ですが、先立つものがなんとも心もとない。来年、再来年の1巡目、2巡目は保持していますので、これでなんとかって感じでしょうか。

第24位 ダラス・カウボーイズ(1,390ガバス)

1巡目24位
2巡目56位
3巡目87位
5巡目174位
6巡目216位
7巡目233位
7巡目244位

ダラスはこの順位。1~3巡目は保持しており、来年、再来年の指名権も手付かずですが、そもそも好成績を残しているチームなので低い順位になりました。
現有戦力を考えるとどうとでもできますよね。ある意味贅沢なドラフトになるかもです。

第23位 バッファロー・ビルズ(1,403ガバス)

1巡目28位
2巡目60位
4巡目128位
4巡目133位
5巡目144位
5巡目160位
5巡目163位
6巡目200位
6巡目204位
7巡目248位

10もの指名権を持つバッファローはこの順位です。
各巡全体的に指名順位が低めということもあり、23位に甘んじましたが、豊富な4巡目以降で引きの良さを見せれば十分以上の成果を残せそうです。

第22位 ニューオーリンズ・セインツ(1,413ガバス)

1巡目14位
2巡目45位
5巡目150位
5巡目168位
5巡目170位
5巡目175位
6巡目190位
6巡目199位
7巡目239位

こちらも9つの指名権を保持、かつ最高順位が14位と好順位のニューオーリンズがこの順位になりました。
3巡目、4巡目がないのが痛いのですが、5巡目6巡目の怒涛の指名ラッシュであたりを引きたいですね

第21位 ボルティモア・レイヴェンズ(1,424ガバス)

1巡目30位
2巡目62位
3巡目93位
4巡目113位
4巡目130位
5巡目165位
6巡目218位
7巡目228位
7巡目250位

各巡の指名順こそ低いのですが、全巡できっちり指名権を保持し、4巡目にもふたつ。さらに来年再来年の指名権手つかずのレイヴェンズが21位に。
もともと強いチームなのに9つも指名権があります。

第20位 デトロイト・ライオンズ(1,434ガバス)

1巡目29位
2巡目61位
3巡目73位
5巡目164位
6巡目201位
6巡目205位
7巡目249位

きっちり7つの指名権。4巡目はないのですが、2025年に4巡目がふたつあります。レイヴェンズとほぼ互角の強さですが、この集計ではわずかに上回りました。3巡目が73位というのが効いたかな。

第19位 タンパベイ・バッカニアーズ(1,458ガバス)

1巡目26位
2巡目57位
3巡目89位
3巡目92位
4巡目125位
6巡目220位
7巡目246位

こちらもきっちり7つですが、5巡目の代わりに3巡目というのが強力ですね。
とはいえ各巡内での順位が低めなので19位になりました。

第18位 インディアナポリス・コルツ(1,462ガバス)

1巡目15位
2巡目46位
3巡目82位
4巡目117位
5巡目151位
6巡目191位
7巡目234位

各巡で1つずつ合計7つの指名権。いずれも中位での指名権になります。
2025年、2026年も各巡1つずつの指名権をもってまして、さてこのバランスをどう崩していくのか、それともこのままいくのか?

第17位 ヒューストン・テキサンズ(1,470ガバス)

2巡目42位
2巡目59位
3巡目86位
4巡目123位
4巡目127位
6巡目188位
6巡目189位
7巡目238位
7巡目247位

昨年果敢なトレードアップで大成功を収めたヒューストンは17位。
1巡こそないものの2巡目ふたつと4巡目ふたつを含む9つの指名権を持ち、来年、再来年の1~4巡もしっかり確保。
ここまでのFA補強もいい感じに進められており、堅実に成果を残せそうです。

第16位 カンザスシティ・チーフス(1,475ガバス)

1巡目32位
2巡目64位
3巡目95位
4巡目131位
5巡目159位
5巡目173位
7巡目221位

チャンピオンチームゆえ巡ごとの順位は最下位かそれに近いのですが、1巡含む合計7つの指名権を保持。
補強すべきポイントも絞り込まれており、ドラフトでもなかなか強そうです。

第15位 ラスベガス・レイダーズ(1,486ガバス)

1巡目13位
2巡目44位
3巡目77位
4巡目112位
5巡目148位
6巡目208位
7巡目223位
7巡目229位

全体13位含む8つの指名権を持つレイダーズ。1巡目2巡目が好位での指名になるのが強いですね。
ただチームの現状を考えると1巡目でも2巡目でもマストエースという雰囲気が漂います。プレッシャーのかかるドラフトになりそう。

第14位 サンフランシスコ・フォーティーナイナーズ(1,513ガバス)

1巡目31位
2巡目63位
3巡目94位
4巡目124位
4巡目132位
4巡目135位
5巡目176位
6巡目211位
6巡目215位
7巡目251位

なんと10個の指名権があります。なんとなくローンを返し終わってスッキリって感じがありますね。
特に4巡目の3つの指名権をどのように使うかはお好み次第ってなことで、めちゃやりがいのあるドラフトになりますね。
シーズンでも勝ちまくれる戦力をすでに備えているのにずるい感じです。

第13位 ジャクソンビル・ジャグワーズ(1,516ガバス)

1巡目17位
2巡目48位
3巡目96位
4巡目114位
4巡目116位
5巡目153位
6巡目212位
7巡目236位

全体17位を含む8つの指名権を保持しています。
3巡目順位の低さが気になるものの4巡目はよい位置で2つの指名権を持っており、なかなか楽しみです。

第12位 ニューヨーク・ジャイアンツ(1,522ガバス)

1巡目6位
2巡目47位
3巡目70位
4巡目107位
5巡目166位
6巡目183位

指名権の数こそ6つとやや寂しいものの全体6位を持っています。今年は上位指名権を持つ3チームないし4チームがQBを指名すると見られており、QBを欲さない限り実質3位あるいは2位の指名権を持っていることになります。
問題は「QBを欲さない限り」ってとこでして、2025年以降即戦力QBと呼べるプロスペクトが乏しいらしいという噂を鑑みると「今年無茶してでもQBとっておけ」という声がファンなどなどから挙がっております・・・。

第11位 フィラデルフィア・イーグルズ(1,532ガバス)

1巡目22位
2巡目50位
2巡目53位
4巡目120位
5巡目161位
5巡目171位
5巡目172位
6巡目210位

1巡目ひとつ、2巡目ふたつを含む8つの指名権。かなりリッチですね。2巡目の50位という順位もいい感じです。
上位ふたつはコーナーバックとエッジラッシャーでしょうか?

第10位 ピッツバーグ・スティーラーズ(1,535ガバス)

1巡目20位
2巡目51位
3巡目84位
3巡目98位
4巡目119位
6巡目178位
6巡目195位

3巡目2つを含む7つの指名権を持っています。2025年の指名権も現時点で9つあります。
フォーカルポイントだったQBの課題は解決。次はどこでしょうか?覇権奪回に向けて重要なドラフトになりそうです。

第9位 ニューイングランド・ペイトリオッツ(1,544ガバス)

1巡目3位
2巡目34位
3巡目68位
4巡目103位
5巡目137位
6巡目180位
6巡目193位
7巡目231位

2024年の指名権は全部で8つありますが、なんといっても全体3位。これをどう使うのかが話題になっています。
最優先はQBですので3位で即戦力QBというのが普通の考え方ですが、下記3つのポイントにおいて、トレードダウンも有力な選択肢とされています。

  • このチームはトレードダウンによる指名権増殖が大好き

  • このチーム以上に即戦力QBを欲しているチームがあり、十分な見返りも持っている

  • 現時点で控え候補のジャコビー・ブリセットはかなりの実力を持っており、3位で指名可能なルーキーで彼以上の実力が証明されているQBはいない

ひとつめはまあいいとして、ふたつめとみっつめは大きなポイントですよね。

第8位 ロスアンジェルス・ラムズ(1,559ガバス)

1巡目19位
2巡目52位
3巡目83位
3巡目99位
5巡目154位
5巡目155位
6巡目196位
6巡目209位
6巡目213位
6巡目217位
7巡目254位

大量11個の指名権を持っています。しかも最高位は19位で3巡目もふたつあります。
上位で狙うのはディフェンスタックルでしょうか?3巡目以降はどのようにでもできる理想的な強さです。

第7位 シンシナティ・ベンガルズ(1,568ガバス)

1巡目18位
2巡目49位
3巡目80位
3巡目97位
4巡目115位
5巡目149位
6巡目194位
6巡目214位
7巡目224位
7巡目237位

全部で10個。4巡目を持っている分、ラムズよりも上という評価になりました。
最上位の全体18位ではオフェンスラインを指名するって見方が強いようですね。この順位だとアルトやファシュヌは無理としてもJCレイサムやタリーズ・フアーガは指名できるかも。

第6位 ロスアンジェルス・チャージャーズ(1,581ガバス)

1巡目5位
2巡目37位
3巡目69位
4巡目105位
4巡目110位
5巡目140位
6巡目181位
7巡目225位
7巡目253位

1巡目が5位、2巡目が37位、合計9つ。これは強い。
QBを指名する必要がないというのも併せて強い。
順当に考えればマービン・ハリソンJr.を指名するのはこのチームってことになりそうですが、マリク・ネイバーズやローム・オダンゼでもよいって話であれば11くらいまでを視野にトレードダウンの可能性も!?

第5位 アトランタ・ファルコンズ(1,604ガバス)

1巡目8位
2巡目43位
3巡目74位
3巡目79位
4巡目109位
5巡目143位
6巡目187位
6巡目197位

合計8つ。1巡目の8位も去ることながら3巡目のふたつの順位が強すぎるアトランタが第5位です。
今回の採点にはチーム事情という要素は加味されていないのですが、カズンズの加入を実現できたことも強すぎます。
1巡目では今年逸材の絶対数に乏しいエッジラッシャーを確保しつつ、2巡以下でもある程度やりたい放題できるかも。

第4位 シカゴ・ベアーズ(1,616ガバス)

1巡目1位
1巡目9位
3巡目75位
4巡目122位

全体10位以内にふたつ、3巡と4巡にひとつずつ。合計4つの指名権ははっきり言って少ないですが、どのようにでも増やすことは可能そうです。ちなみに2025年の2巡もふたつ持ってます。
全体1位は即戦力QBだと思いますが、9位のほうはどうしましょうか?すんなり指名するか、どこかに売りつけるか・・・

第3位 グリーンベイ・パッカーズ(1,683ガバス)

1巡目25位
2巡目41位
2巡目58位
3巡目88位
3巡目91位
4巡目126位
5巡目169位
6巡目202位
6巡目219位
7巡目245位
7巡目255位

こちらも大量11位の指名権。しかも2巡と3巡が2つずつ。ただでさえ若いチームなのに有望な若手を指名しまくることが可能です。

第2位 ワシントン・コマンダーズ(1,769ガバス)

1巡目2位
2巡目36位
2巡目40位
3巡目67位
3巡目78位
3巡目100位
5巡目139位
5巡目152位
7巡目222位

9つの指名権、3巡目以内に6つ、うち1巡目は全体2位。ごうかすぎます。
2巡目のうちひとつは36位。36位なんて1巡目みたいなもんじゃないか!
ドラフト序盤で無双が可能な布陣です。

第1位 アリゾナ・カーディナルズ(1,890ガバス)

1巡目4位
1巡目27位
2巡目35位
3巡目66位
3巡目71位
3巡目90位
4巡目104位
5巡目138位
5巡目162位
6巡目186位
7巡目226位

栄えある第1位はアリゾナ!きっちり毎巡指名権保持、3巡目以内に6つ、1巡目ふたつで全体4位も持ってる、2巡目は35位の全部で11個というますらおぶり。
そして全体4位を狙ってる他チームも存在があり、1巡指名権がまだ増えるかもしれないってのもポイントです。
今年のドラフトの主と呼ぶにふさわしい強さです。

毎回ジェッツは弱い

なんかこの手の集計モノっていつもジェッツ弱くないですか?
まあ今回は今回ドラフトに的を絞った集計ですので、今年はドラフトに多少目をつぶって補強を進めていると信じましょう。ここ最近ドラフトでいい目も見てないので。

ジェッツを引き合いに出すまでもなく、ドラフトはある種あてもんみたいなところがありますので、この強さがシーズンの強さに直結するとは限りません。
それも含めてドラフトを楽しみましょう!

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