ポルノの正当性

皆さんポルノは大好きですか。
私は好きと言ってしまうことに少し抵抗感があります。

ポルノっていうのはいろんなジャンルがありますよね。純愛ものだったり、痴漢だったり、盗撮だったり、レイプだったり、コスプレだったり。
まあ基本的にアブノーマルなジャンルの方が多いのですが。

しかしこう思うのです。

いま私たちが抱く性のイメージは20世紀前半までにあった性のイメージとどれほど乖離しているのか。と

売れないものはそもそも作られないのでこういった色々なジャンルはニーズがあるということになるんですが。問題は本来は性のイメージに含まれないものまで性と結び付けられてしまうのではないかということです。

私は男なので男について語ることしかできませんが。特に中学生の男子というのはいつもムラムラしていて誰でもいいからヤリたいと考えています。
これがポルノの影響を受けてなのかそうでないのかと言われると少々困ったことになります。

何故ならいつもムラムラしている奴は必ずポルノを見ていて、そうじゃない一部の男子はそういったものとかかわりがあまりないからです。

原因は様々で、親が厳しいとか、全くそういうものを知らなかったとかですが、性的興奮を繰り返し覚えることによって中毒症状が出ているか否かが大きな差だと思われます。

動物学的なメカニズムから考えると、オスには基本的に発情期がないので何故中学生はいつもムラムラしているのだろうと疑問だったのですが、やはりエロいイメージが頭の中に残ることによってそれを引き金に性的興奮が引き起こされ、もっとエロイものが欲しいとなるのではないでしょうか。

つまり男はエロいものを見れば見るほど興奮するということ、確かに頭に何かしらのエロいイメージがなければそもそもムラムラしないでしょう。ということはエロい広告はかなり思春期の男子に悪影響を与えていることになるのでは?

よく考えてみれば最初の内はエロいものを見ると何となく見ちゃいけないと感じていました。別に私の親は厳しくなかったので本能だと思われます。オナニーをすれば罪悪感にさいなまれました。しかし続けるとどうでしょう。感覚がマヒしてくるのです!

ポルノだって最初は普通の物しか見ないのに、常に性的に興奮していることによって薬中のように色々なジャンル、別の刺激に手を出したくなり色々なものを見るようになります。するとどうでしょう、最初は性のイメージとはそんなに多様性に富むものではなかったのに今ではいろんなものがエロに結び付けられてしまいました。

レイプやSMなど特にそうではないですか?特にレイプに関しては犯罪行為であるにもかかわらず性的嗜好と結び付けらてしまいます。冷静に考えるとヤバいのに全くヤバいと感じなくなってくるのが本当にやばいところです。

私がここまでで本当に言いたかったこと、それは人間はここまで頻繁に性的に興奮していいのかということです。人間と言っても主に男性ですが、エロい事考えてて集中できないとちょっと嫌になりますよね。そもそも自然な状態では性的に興奮することはまれであるはずなのに現代には入ってここまでエロいものがあふれるようになるととそれに伴ってリテラシーが必要になります。今まではここまでいろんなエロはなかったわけですからね。これが人間の精神状態にどのような影響を与えるのかは未知数です。



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