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FM802 RADIO CRAZY 2023 ①

キュウソネコカミ→ヨルシカ→
My Hair is Bad→羊文学→
キタニタツヤ→SUPER BEAVER

・キュウソネコカミ
名前は有名だったけれど、ちゃんと聞いた事のなかったバンド。ロックバンドらしい盛り上がるLIVEだった。マジで中毒性があるバンド、ハマりそう。前方にいるヨルシカのファンへの煽りも楽しかった。ヨルシカファンでライブハウスとか、激しめのLIVEに行ったことない人にとっては洗礼を受けるような感じだったかも。
「ヤンキーこわい」

一番印象に残った曲



・ヨルシカ
キュウソの後、スタッフがステージに幕をかけ始めた。これは完全に顔出しなしかなって周りがざわついていた。しばらくして、楽器の音が鳴り始めた。リハーサルとして「春ひさぎ」がワンコーラスだけ演奏された。フェスという商業としての音楽を象徴する場所で、皮肉の籠った選曲。n-bunaさん、やってるな。suisさんもn-bunaさんも「春ひさぎ」が好きって言ってたから選んだのかも。
そして本番。ステージの幕にいつもの朗読劇が流れ始めた。安心感と高揚感が沸きあがるスタート。裸足、様々な靴、雑踏、犬、そして夏祭り。今までのヨルシカのストーリーを連想させる様々なキーワード。犬の目がアップになり、それがヨルシカのロゴへと変化する。
「12月27日、大阪、RADIOCRAZY、ヨルシカです」
月光のLIVEの時と同じ演出。熱すぎる。月光は初演も再演も行けなかったので、この演出への憧れみたいなものがあったが、このフェスで見れて良かった。
「負け犬にアンコールはいらない」
個人的な思い入れもあるし、前世2023のLIVEの時も一番最初に演奏された曲。この曲から始まるのは嬉しかったし、懐かしさもあった。ファンの間でも盛り上がっていた「5、4、3、2、Howl!」をみんなで歌えて楽しかった。
「言って。」
ヨルシカの曲の中で、ギターで弾いた最初の曲。音源よりsuisさんがかわいい系の声で歌っていて、楽しい雰囲気だった。
「雨とカプチーノ」
序盤の2曲が激しめの曲だった分、この曲の存在感をとても強く感じた。suisさんの声とn-bunaさんと下鶴さんのギター、マサックさんのドラム、はっちゃんのキーボードをゆったりと感じることが出来た。
「ただ君に晴れ」
ヨルシカの中で1番有名な曲。フェスでやって欲しいという声が多かった。やっぱりみんなで手拍子したかった。今回のフェスでやっと公式解禁された分、みんなの手拍子も一層力強かった。楽しかった。
「又三郎」
個人的に一番熱かった曲。いや、ファンみんなが熱かったんじゃないかと思う曲。自分は月猫のLIVEに行けなかったので、LIVEでの又三郎は初。「どっどど どどうど」の部分をみんなで歌えたらいいねって話題になっていた。「又三郎」を選んでくれてありがとう。
「花に亡霊」
前世2023の時も演奏されていたが、今回はみんなで左右に手を振りながら聴くことが出来た。打ち合わせなしに加えて、ヨルシカは初フェス、初立ち見、初声出しありと初めてづくしだったのに、気づいたらみんなで横に揺れてた。フェスっていいよなって思わされた瞬間だった。
「春泥棒」
時間的に終盤であることを感じ始めた頃に演奏される「春泥棒」は少し寂しい。前世2023を思い出したファンも多いと思う。まだまだ寒いけれど、春の足音も近づいてきていると気づかせてくれた。でも、やっぱり春は切ないね。
間奏部分のピアノ、ギター、ベース、ドラムがそれぞれアレンジされていて、みんながざわめいたのが良かった。
「だから僕は音楽を辞めた」
「春泥棒」で終わりかと思ったら、大事な曲を演奏してないことに気づいた。後ろのMVがとても良かった。自分がヨルシカの世界観をとても感じるMV。黒背景、白い文字、赤いスポットライト、suisさんの力強い歌声。この一瞬が未だに脳裏から離れない。

・My Hair is Bad
リハで「最愛の果て」、「グッバイ・マイマリー」が演奏された。「最愛の果て」は久しぶりに聞いた気がするけれど、とても良かった。「グッバイ・マイマリー」は何回聞いても最高。マイヘアだと1番好き。''woman's''はやっぱり名盤だと思う。みんな聞くべき。
本番は「歓声をさがして」からスタート。''angels''の中でも、「白春夢」と並んで好きな曲。全肯定してくれて、前向きになれる曲。コロナ化の影響をもろに受けた''angels''はやっぱり幸せの再確認をさせてくれる曲が多い気がする。椎木は幸せになってくれ、もちろんバヤもやまじゅんも。
次は「アフターアワー」、「ドラマみたいだ」が演奏された。''narimi''の中からの2曲。「アフターアワー」はドキドキ出来たし、「ドラマみたいだ」は聞きまくってたから、耳によく馴染む感じがした。''narimi''の中だと、「18歳よ」が本当に好きなので、いつかLIVEで聞けるといいな。
次は「真赤」、「戦争を知らない大人たち」だった。''woman's''が好きすぎるせいで、LIVEで聞いた気になってた2曲。この前のマイヘアとSIX LOUNGEの対バンでやってなかったらしい。やっぱり''woman's''の曲は名曲だと思う。「真赤」は前語りも含めて好きだから、今度LIVEに参加するなら、そこも聞きたいな。「戦争を知らない大人たち」はこの世代の苦悩や諦念をよく表している曲だと思う。My Hair is Badはラブソングばかりだと思われがちだけど、個人的には、若者、特に男性の抱える弱さをしっかりと言葉にできるというところが良さだと思う。
やっぱり、「フロムナウオン」は椎木らしい、マイヘアらしい曲だと思う。その時感じた気持ちを音楽に乗せて吐き出す。とても音楽らしいと思う。MCをその場で音楽に昇華する。かっこいい。
「いつか結婚しても」はやっぱりメロディが幸せだなって思う。「最愛の果て」とこの曲はメロディが優しい。この2つを選んだことで、今回のLIVEは優しい印象だった。温かい感じ。
最後は「噂」だった。「クリサンセマム」かと思ってたけど、この曲でめちゃくちゃ上がった。マイヘアの「噂」と「クリサンセマム」みたいな30秒の曲好き。「噂」はコードが簡単で、よくギターで弾いていたからとても嬉しかった。歌詞は完璧に覚えてたから、みんなで歌えて楽しかった。

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