新宿2丁目

13年前の4/4に書いていました。
今、#SAVEthe2CHOME というタグが回っているんですよね。ここしばらく行けていない新宿2丁目も、自分にとっては大切な街。“LIVING TOGETHER”も、green birdのごみ拾いもあった。レインボー祭りや各種クラブイベント、そしてアジアのゲイタウンと呼ばれるほどの多くの店が今もある。
だから、13年前に書いたこの詩が今に沿うかは分からないけれど、連帯させてください。

書いた日:2007年4月4日

自分を生きていいんだよって
教えてくれたのは この街だった

もどかしさを抱えて 生きるのはつらいね
だから心を開ける 場所を求めてる
夜の深さを忘れ ひとりじゃないって分かって
ふと見上げた夜明けの空は とても澄んでいた

人は誰もが ひとりでは生きていけない
だから 閉じこもらないで

自分を生きていいんだよって
教えてくれたのは この街
人はもっと 素直になるべきだって
路上で歌った歌を口ずさんだ
虹色の光が照らしてくれる
愛すべき この街が好きだ
自由に生きていいんだよって
いつでも 背中を押してくれる


「本当の自分は どこにいるんだろう?」
そんな声を聞くたびに 心苦しくなる
本当の自分は 今ここにいるじゃないか
嘘をついてまで生きなくていい 押し殺さなくていい

とある誰かが 生きる価値を奪おうとしても
ずっと 守り通したい

自分を生きていいんだよって
教えてくれたのは この街
人はもっと 弱さを知るべきだって
クラブで流れた歌を強く歌った
やさしい光が照らしてくれる
愛すべき この街が好きだ
自由に生きていいんだよって
いつでも 背中を押してくれる

人はもっと 光を強く放てるんだ
だから あきらめちゃいけない


自分を生きていいんだよって
教えてくれたのは この街
人はもっと 輝けるはずだって
どこかで聴こえた歌を思い出した
虹色の光が照らし続ける
愛すべき この街が大好きだ
自由に生きていいんだよって
いつでも 背中を押してくれる


自分を生きていいんだよって
教えてくれるのは ずっとこの街だから

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