見出し画像

World tea festival 2023

「今、梅田の阪急百貨店で紅茶好きの君が好きそうなイベントをやっている、気分転換にどうだろうか?」
きっかけは小学時代からの付き合いの幼馴染の、あまりにもタイムリーな提案。金曜の大雨の中の出張でなかなか疲れていたのも、保健師さんのアドバイス通りたまには外に出ようと思っていたのもありちょうど良いと、提案をいただいたその日に昼飯を食して即座に家を飛び出して梅田へ。

開かれていたイベントというのは、「ワールド・ティー・フェスティバル(片仮名だとちょっと格好悪い気がしたので本記事のタイトルは英語にした)」。世界の様々な国の紅茶が店頭に並び、その道のプロの講演に人が集う。
イベントの詳細は下記より。明日までの為閉幕間近ではあるが…。

私は茶の中では断然紅茶が好きだが、詳しいか詳しくないかではかなり詳しくない。幼馴染からは二種類オススメを紹介して貰ったが、ほんの少しも聞いた事が無かった…。そんな新鮮な気持ちでいざオススメを探しに店へ、とここで問題が発生する。周りの人々がオシャレ過ぎて、普段オシャレとはほぼ無縁な自分が場違いな気がして、店に入りづらく感じてしまうのである。

参考画像:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARSよりエマ・ヴェルデ。比喩でも何でもなく本当にこんな格好の人も多くいた。

ただ当然だが店に入らなければ来た意味が無い。一度一つフロアを降りて御手洗で息を整え、幼馴染に弱音を吐いて励まされつつ阪急うめだギャラリーへ。

【オーストリア:デンメアティーハウス】


まずは一つ目にオススメされたデンメアティーハウスのブースに向かった(人が多く、写真は撮れなかったが…)。ザッハブレンドが良いと聞いていたが、残念ながらこの日の試飲は別の種類だった為、茶葉の香りを堪能してきた。上手く表現しきれないのだが、
「いつもより奮発したホテルで新しい朝を迎えた時の香り」
というのが稚拙ながら私の感想。実際後で解説を貰ったが5つ星ホテル「ホテル・ザッハ(ザッハトルテの発祥もここ)」の特注が発祥元らしく、偶然にも感覚がマッチした。いつもより奮発していきなり5つ星はさてはいつもからそこそこ良いところ使ってるなと思いながらも。

【イギリス:ウィッタードオブチェルシー】


次に向かったのは私より100年以上先輩のブランドのブース。店員さんに許可をいただき撮影したものを本記事の写真にしている。ここでイングリッシュローズが絶品と聞き、ちょうど試飲もやっていたのでドキドキしながらも店員さんの声かけにより無事飲むことが出来た(普段はここまでコミュ障ではないはずなのだが…)。
いつも紅茶を飲む時は砂糖を入れているのだが、ストレートでの試飲は口に合わない事なんて全然無く、スッキリとした味わいで非常に飲みやすかった。
また、香りについては少し堪能しただけでふと、下記のように思った。
「身分違いの恋を連想させる。通りすがりの色香だけで、ああこれは手が届きそうに無いなと思いつつも、一度こんなものを知ってしまえば、そんな身分の差など気にせず追い求めにかかってしまうだろう。」

家に持ち帰った時、箱もオシャレだと親に喜んで貰えて嬉しかった。

即購入。迷う隙など少しも無く。
自分一人で楽しむのも申し訳ないので、これは来週にケーキでも買って家族で飲む事にする。

何の計画も無しに行ったうえ、最初はビビりまくっていたが、これ以上無いぐらいに楽しむ事が出来た。教えてくれた幼馴染には感謝してもしきれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?